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【御朱印情報】栃木県茨城県県境「鷲子山上神社」のフクロウが描かれる御朱印

栃木県と茨城県の県境にある「鷲子山上神社」は、主祭神・天日鷲命の使いと考えられているフクロウの像が境内のいたるところにある珍しい神社です。御朱印にはフクロウがデザインされていて、不苦労のご利益がいただけると評判になっています。

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栃木県と茨城県の県境に位置する「鷲子山上神社」

「鷲子山上神社」は、栃木県と茨城県の県境、栃木県那賀川町と茨城県常陸大宮市にまたがって鎮座する全国的にも珍しい立地で、栃木県では「とりのこさんしょうじんじゃ」、茨城県では「とりのこさんじょうじんじゃ」と呼ばれ、読み仮名も異なるという特異な神社です。

 

栃木県と茨城県の県境にあたる標高460mの鷲子山の頂上付近に神社があり、車道は通っているので自家用車で参拝が可能ですが、国道293号線から入る、栃木県側からの栃木県道232号、茨城県側からの茨城県道234号は道幅がとても狭い山道なので注意が必要です。そのため、茨城県側から入り、栃木県側から出ることが推奨されていますが、任意のため対向車には十分気をつけて走行してください。
※令和7年(2025年)3月時点、茨城県側の山道が工事中のため、栃木県側の山道の対面通行となっており、4月上旬に工事が終了する予定です。

 

境内でも県境が大鳥居から石段参道、石段をのぼった先の本殿の中央を通るというたいへん珍しい配置です。江戸時代までは水戸藩領でしたが、明治時代初期の廃藩置県により県境が神社の中央を通ることになったそうです。
奈良時代の「常陸国風土記」に「下野国との境の大山」と記載されており、1000年以上前から国境に位置していたようです。

 

主祭神は「天日鷲命(あめのひわしのみこと)」という鳥の神様であり、商売繁盛・金運福徳・運気上昇のご利益があるとされ崇敬されています。また、福徳を授けるとされる「大己貴命(おおなむちのみこと)」、病気平癒や厄難消除のご利益があるとされる「少彦名命(すくなひこなのみこと)」が祀られています。

鷲子山上神社_参道
鷲子山上神社の楼門前の石畳には、健康長寿を祈り形どられた「福亀」がありますので、探してみてください。
鷲子山上神社_社殿
天日鷲命・大己貴命、少彦名命が祀られている本殿の中央に県境があり、栃木県と茨城県にまたがっています。

 

 

開運のフクロウが描かれる御朱印

鷲子山上神社では、複数のデザインの御朱印が授与されており、いずれもフクロウがデザインされていることが特徴です。
通常御朱印は初穂料500円で、「奉拝 鷲子山上神社」と「参拝日」が墨書きされ、「鷲子山上神社」の社印に、金のフクロウの印と栃木県と茨城県の県境を示す印がおされるのが特徴的です。

鷲子山上神社_御朱印
鷲子山上神社の特徴が御朱印のデザインに反映されています。

 

鷲子山上神社は、主祭神・天日鷲命の使いと考えられている「フクロウ」を、幸運をもたらす神鳥として崇敬しています。全国的に見てもフクロウを主役とする神社は珍しく、その個性的な信仰文化は多くの参拝者を惹きつけています。
境内のいたるところにフクロウ像があり、中でも、宝くじ当選のご利益があるといわれ、日本一巨大とされる「黄金の大フクロウ像」が有名で、金運の御利益の象徴になっています。

鷲子山上神社_黄金の大フクロウ像
境内の中の高台にあり、さらに7mの高さがある黄金の大フクロウ像は圧巻です。

 

御朱印に栃木県と茨城県の県境を示す印がおされていますが、境内にも同様のデザインの看板が設置されていて、県境に立地する珍しさが参拝者にしっかりと伝わるように工夫されています。

鷲子山上神社_県境看板
参道の中央に県境があるのはとても珍しく、そのことが県境看板で一目瞭然です。

 

 

四季折々の自然美とフクロウが描かれる季節限定御朱印

鷲子山上神社は山深くに鎮座し、四季折々の自然美も特徴で、季節によって変化する美しい境内の様子とフクロウがデザインされた季節限定の御朱印も授与されています。
私が参拝した令和6年(2024年)3月の季節限定御朱印は、椿とフクロウが切り絵で描かれた見開きタイプの御朱印で、初穂料1000円でした。

鷲子山上神社_御朱印_季節限定
境内に美しく咲く椿と、椿に囲まれるフクロウが描かれた可愛らしい季節限定の御朱印です。

 

自然豊かな境内の中でも、社務所から拝殿まで、美しい森林を眺めながらのぼる石段が名所です。この石段は96段あり、往復すると「二96(不苦労)」となることから「フクロウの石段」と呼ばれていて、幸福が訪れるスポットといわれています。長い階段をのぼるのが難しい参拝者は、なだらかな参道もあるので安心です。

鷲子山上神社_フクロウ像_あじさい
境内のいろいろな場所に複数のフクロウ像があり、梅雨時期にはフクロウを取り囲むようにあじさいがきれいに咲き誇ります。
鷲子山上神社_千年杉
本殿横には「とちぎ名木百選」に選ばれている千年杉があり、鷲子山の自然の雄大さを感じます。

 

季節限定の御朱印は、あじさいが描かれたものや、もみじが描かれたものなど、季節によって異なるデザインの御朱印が企画されていますので、参拝した際にどのような御朱印が授与されているか、ぜひチェックしてみてください。

 

 

 

 

祭事にあわせて授与される特別御朱印

鷲子山上神社では、短期間のみ授与される特別な御朱印もあります。

 

その一つが開山以来伝統の祭りとして毎年11月第三土曜の夕刻に催される「夜祭り」にまつわる「夜祭り限定特別御朱印」です。こちらは祭日前1週間のみ授与されます。

 

また、干支の12周期になぞり授与される希少な御朱印もあります。
令和5年(2023年)には本殿真後ろの大黒社に祀られている大黒天のご開帳に伴い、短期間限定で特別御朱印が授与されました。大黒天の使いが「ねずみ」と考えられていることから、子年にご開帳予定でしたが、コロナ禍により延期となり、15年ぶりの拝観機会となりました。

鷲子山上神社_御朱印_大黒天
商売繁盛や開運のご利益があるとされる「大黒天」の文字が存在感ある特別御朱印です。

 

大黒天のお姿の撮影は禁止されており、特別御朱印をいただくことで参拝後もそのご利益を身近に感じられるような気がします。次回の御開帳は次の子年の5月頃の予定だそうです。

 

鷲子山上神社では期間限定の御朱印がたびたび企画されていますので、御朱印集め好きの人にとっては、一度の参拝のみならず、何度も訪れたくなる魅力があると思います。

 

 

鷲子山上神社は、栃木県と茨城県の県境が境内の中央を通っている珍しい立地で、山深い場所にありながら開運のフクロウのご利益を目当てにたくさんの参拝者が訪れています。フクロウがデザインされた御朱印が特徴的で、天日鷲命のご加護や不苦労のご利益をより身近に感じることができると思いますので、ぜひ一度参拝してみてください。

 

 

 

 

ライター:おみき
日本の伝統文化や食文化に傾倒するライター。日本茶スペシャリストとしても活動しています。小学生から社会人に至るまで巫女を経験し、神社の境内が心の拠り所です。北関東を中心に全国の神社仏閣を巡り御朱印を集めており、皆様と御朱印巡りの楽しさを共有できましたら幸いです。

 

 

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