- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
徳島県徳島市にある「徳島県護国神社」は、徳島県出身の戦没者を祀る神社です。徳島県護国神社の通常の御朱印のほかに、境内にある大国神社の御朱印、徳島県特産の藍染めの和紙に書かれた御朱印をいただくことができ、どれも達筆です。
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徳島県徳島市にある「徳島県護国神社(とくしまけんごこくじんじゃ)」は、明治時代以降の戦争などで命を落とした徳島県出身の戦没者34,369柱を御祭神としており、正式な表記は旧漢字混じりの「徳島縣護國神社」です。
明治12年(1879年)に徳島市中心部の眉山公園に戊辰戦争以降の戦没者を慰霊する招魂碑が建立されたのが始まりで、明治39年(1906年)には同じく徳島市中心市街地にある城山公園に移転しました。昭和13年(1938年)に「徳島縣招魂社」として神社が建立され、翌年に「徳島縣護國神社」と改められました。
城山公園では、かつて徳島城の天守閣があった高台に鎮座していたため、年々高齢化する戦没者遺族や崇敬者の参拝が困難になっていました。城山は徳島市からの借地のため車道整備などができず、再度の移転を計画していたところ、現在神社がある徳島市雑賀町の多々羅川沿いの土地を神社用地として寄進され、平成15年(2003年)に現在の社殿や鳥居を建立、令和5年(2023年)に移転20周年を迎えました。
徳島県護国神社は、寄進された土地に移転してから新たに境内が整備され、さまざまな見どころがあります。
社殿は移転時に新築された立派なもので、社殿の横には硫黄島など激戦地で命を落とした戦没者を供養するさまざまな慰霊碑が並んでいて、靖国神社から株分けされた桜も植えられていました。
社殿の隣に建つ大国神社は、大国主命(オオクニヌシノミコト)を祀る神社で、神社に土地を寄進した女性篤志家が信仰していた神様です。もともとこの地で「月映神座」として奉斎していた神社に出雲大社から大国主命を勧請し、大国神社として建立されました。参道に大国神社の元宮として月映神座の小さなお宮が残っていて、鳥居や大国神社発祥の地の石碑があります。
境内には「徳島県戦没者記念館」があり、戦没者の遺影や遺品、手紙、関連図書などが展示されています。入館料は無料で、開館時間内は誰でも見学できるので参拝した際はぜひ立ち寄ってみてください。
戦没者記念館の前には「戦没者を見送った家族像」があります。戦没者をモデルとした像は全国の護国神社などでよくみられますが、家族に焦点をあてた像はとても珍しいそうで、この像が全国ではじめて建立されたものとのことです。
徳島県護国神社では、神職が手書きする達筆な御朱印がいただけます。
御朱印の文字は「奉拝」、「徳島縣護國神社」、日付です。印は護国神社の社紋と「徳島県護国神社之印」の2つが押されます。社紋は全国各地の護国神社でも見られる「十六八重菊に桜」という紋で、シンプルで伝統的なスタイルの御朱印です。初穂料は300円でした。
この御朱印は、私がオーダーメイドの注文をして制作したオーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」に書いていただきました。
私の千年帳はセミオーダーで選べるサイズのうち小判サイズ(縦200mm×横142mm)を選択しましたが、一般的な御朱印帳(180mm×120mm)よりも一回りほど大きいサイズで、小判とはいえ文字や印の配置に窮屈感がありません。
千年帳の本紙は、職人さんが1枚1枚手漉きした高品質の土佐手漉和紙の中でも「三椏紙(みつまたし)」という表面が滑らかなものを選択しました。素朴な三椏紙の色合いに墨の黒と朱印が映え、書きあがった御朱印が一層美しく見えました。
※千年帳のサイズ・本紙に関しては、以下リンクで詳しく紹介されていますので、ご参照ください。
以前に一般的な御朱印帳にいただいた御朱印と千年帳にいただいた御朱印を並べて比較もしてみました。
書き手が違うので文字の印象がやや異なりますが、以前に一般的な御朱印帳に書いていただいた御朱印と比べると、千年帳のほうが文字のかすれ・にじみが少なく、墨がはっきりくっきり見えるように感じました。
徳島県護国神社では、境内に祀られている大国神社の御朱印や、徳島県の伝統工芸である藍染めの和紙に書かれた書置きの御朱印もいただけます。
大国神社の御朱印は文字は「奉拝」、「大國神社」と日付、印は「大國神社之印」が押され、こちらも伝統的なスタイルの御朱印です。
藍染めの御朱印は印や文字は通常の御朱印と同じですが、「徳島縣護國神社」の文字は金色で書かれるので通常の御朱印より華やかな印象を受けました。藍染めは染めあがりに個体差があるので、御朱印をいただく時期によって和紙の色の濃淡が異なるのも特徴です。初穂料は700円でした。
徳島県護国神社は、数度の移転を経て、立派な鳥居や社殿、戦没者記念館も備える見どころがたくさんある神社になりました。3種類の御朱印はどれも達筆で、いただく御朱印帳や本紙の種類によっても印象が変わることがわかり、御朱印巡りの魅力をまた新たにひとつ発見できた参拝になりました。
※同じ四国内の護国神社である「愛媛県護国神社」に関して、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】愛媛県「愛媛県護国神社」の千年帳にいただいた伝統的な御朱印
ライター:kanakana
神社仏閣・御朱印ブロガー。徳島県を中心に四国や淡路島で神社仏閣巡りを楽しむ御朱印ガールで、年間300体以上の御朱印を拝受しています。御朱印を通じて神社仏閣の魅力をご紹介します。
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