
- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
徳島県徳島市に鎮座する「王子神社」は、「猫神さん」の愛称で親しまれている神社です。境内にたくさんの猫がいて、猫をモチーフにした御朱印が話題になっており、月替わりの御朱印は大人気で、毎月集めているコレクターがいるほどです。
スポンサーリンク
徳島県徳島市の「王子神社(おうじじんじゃ)」は、願い事を叶えてくれる「猫神さん」という愛称で親しまれています。境内には猫のオブジェや招き猫だけでなく本物の猫がたくさんおり、猫好きが日本各地から集まる神社としても知られています。
境内では6匹の猫が飼われています。私が訪れた時は境内に3匹、社務所の中にも数匹の猫がくつろいでいました。とても人慣れしていて、自由に散歩や昼寝をしている姿に癒されます。他の猫はどこかと尋ねると、お気に入りの場所で昼寝してるとのこと。その自由な雰囲気が王子神社の魅力の1つです。バドミントンの羽など、猫と触れ合えるおもちゃが置いてあり参拝者を楽しませてくれます。愛されている猫たちのために、ペットフードや猫用のおもちゃなどを奉納する人もいるようで、賽銭箱のまわりにたくさんの猫用品がありました。まさに猫の神社です。
猫好きの人はもちろん、カメラ好きの人も多く参拝していました。人懐っこい猫が多いため、リラックスした猫を間近で写真に収められるため人気の撮影スポットにもなっています。
授与品も、猫にちなんだものがたくさんあり、開運守りや必勝守り、ペット守りが愛猫家から人気とのことです。どれも猫をモチーフにした可愛い授与品のため、私は目移りしてしまって選ぶのがたいへんでした。社務所の中にも猫がいて、神職さんと猫を愛でながら授与品を選んだのも忘れられない思い出です。とても穏やかな神職さんで、御朱印の話や猫の紹介をしてくれました。この何気ないのんびりとしたやりとりや地元の人との交流も、御朱印巡りの魅力のひとつだと思いますし、特にここ王子神社は癒しの雰囲気に包まれています。
王子神社が猫との関わりが深くなったのは、江戸時代に起きた「阿波の猫騒動」が由来であるといわれています。日本三大化け猫騒動のひとつで、飼い猫が主人の無念を晴らすために化け猫になり人々を祟るという逸話です。
庄屋の惣兵衛は、不作の村を救うために村の富豪からお金を借り、そのお金で村を救いました。後日借金は返済しますが、その際に証文を返してもらえずトラブルに発展しました。解決しないまま惣兵衛は病死。その後、夫の無実を晴らすために妻のお松は何度も奉行に訴えますが全く聞く耳を持ちません。それどころかお松は担保の土地を取り上げられ、奉行から詐欺師として死罪を言い渡されます。お松は飼い猫に必ず夫の無念を晴らすと涙ながらに話し、猫と共に処刑されてしまいます。2人の土地やお金を騙し取った富豪や死罪を言い渡した奉行は、身内が変死し化け猫が現れるなど怪奇に祟られます。結局両家は化け猫の呪いにより没落してしまったそうです。
祟りを鎮めるためにお松と猫の霊を祀ったのが王子神社であるとされています。
猫が主人の無念を晴らしたことから「願い事を叶えてくれる猫神さん」といわれるようになったそうです。現在では開運、良縁、商売繁盛、合格祈願などのご利益があるとのこと。特に勝負事のご利益が有名で、受験シーズンにはたくさんの受験生とその家族が参拝に訪れます。
王子神社では猫をモチーフとした可愛い御朱印がいただけます。デザインは月替わりで、毎月訪れてコレクションしている御朱印巡り好きも多いのだそうです。
私が参拝したのは9月で、十五夜をイメージした御朱印をいただきました。特殊なデザインの御朱印は印刷や書き置きが多い中で、王子神社では御朱印帳に押印・書き入れしていただけます。10分ほどかけて丁寧に仕上げていただいた御朱印は、非常に温かみを感じました。待ち時間も猫を撫でていたらあっという間です。
また、猫の日(2月22日)や阿波踊りシーズンなどの行事にあわせて、月替わりの御朱印に加えて特別御朱印が授与されることがあるそうで、御朱印コレクター心をくすぐられます。
この投稿をInstagramで見る
猫がいっぱいの王子神社は、心願成就の猫神さんとしてたくさんの人に愛されている神社です。猫をモチーフにした御朱印は、その可愛さやデザイン性の高さから人気が高く、コレクターがいるほどです。
神社仏閣巡りや御朱印巡りが好きな人はもちろん、猫好きの人やカメラ好きの人など、いろいろな人が楽しむことができる人気の神社なので、ひと時の癒しを求めて、ぜひ参拝してみてください。
※猫をテーマに話題になっている東京都・今戸神社、徳島県・お松大権現、山口県・雲林寺に関して、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】東京都「今戸神社」の「招き猫発祥の地」の御朱印
【御朱印情報】徳島県「お松大権現」の猫の御朱印と「猫の日」限定御朱印
【御朱印情報】山口県「雲林寺(ネコ寺)」のかわいい猫モチーフの季節限定御朱印
ライター:ゆちきち
元巫女さんのフリーライター。巫女さん時代に御朱印巡りを始め、現在御朱印帳3冊目に突入。有名な神社から離島のマイナーな神社まで、全国を巡る本格派。特に海沿いの神社が好き。
スポンサーリンク
京都府京都市北区にある「賀茂別雷神社」は、一般には「上賀茂神社」と呼ばれ、京都最古の神社のひとつとされています。京都で最も格式の高いことを示す「山城国一之宮」と書き入れられ、神紋「双葉葵」の印がおされる美しく品のあるデザインの御朱印の他、多種多彩な限定御朱印が授与されています。
大分県大分市にある「柞原八幡宮」は、平安時代初期に宇佐神宮の分霊地として創建された古社で、豊後国一之宮として長く地域で信仰されてきました。独特の書体の達筆な御朱印には、長い歴史と境内にある数々の文化財の重要性が表されています。
東京都杉並区にある「高円寺氷川神社」は、境内に日本で唯一の「気象の神様」を祀る「気象神社」があることで有名です。御朱印のデザインが2社で一対になるように工夫され、月替わりでいろいろなモチーフが追加されるのも特徴になっていて、御朱印集め好きの間で人気です。
福岡県北九州市にある「足立山妙見宮」は、奈良時代末期創建で1200年以上の歴史があり、「足の神さま」として信仰を集めています。境内の四季折々の景色・眺望も見もので、季節に合わせて授与される限定御朱印が話題になっています。