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オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」

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【御朱印情報】東京都「明治神宮」の天皇家ゆかりの達筆な御朱印

東京都渋谷区にある「明治神宮」は、明治天皇と昭憲皇太后を祀る、日本でもっとも多くの参拝者が訪れる神社です。天皇家ゆかりの朱印がおされ、一筆一筆丁寧に直書きしていただくことができる特別な御朱印を拝受できます。

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日本でもっとも多くの参拝者が訪れる「明治神宮」

東京都の都心部にある「明治神宮(めいじじんぐう)」は、三重県伊勢市の「伊勢神宮(いせじんぐう)」、愛知県名古屋市の「熱田神宮(あつたじんぐう)」と並び、日本三大神宮の一つとされる神社です。
※伊勢神宮と熱田神宮に関しては、以下のリンクの記事でご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。

 

【御朱印情報】三重県「伊勢神宮」の内宮と外宮でいただける伝統的な御朱印

 

【御朱印情報】三重県「伊勢神宮」の別宮5社でいただける伝統的な御朱印

 

【御朱印情報】愛知県「熱田神宮」の草薙の剣の力を感じる伝統的な御神印

 

都心部の大都会にありながら、敷地面積はおよそ72ha(東京ドーム約15個分)の広大な境内に緑豊かな森が整備され、都会のオアシスにもなっています。公共交通機関でのアクセスももちろん良好で、初詣をはじめ年間を通してたくさんの参拝者が訪れるほか、日本の文化や自然景観を楽しむことができる観光スポットとして外国人観光客にも人気で、日本国内で参拝者数がもっとも多い寺社です。

明治神宮_鳥居
参道にある木造神明鳥居は日本最大の大きさです。
明治神宮_参拝者
常にたくさんの参拝者がいて、近年は外国人観光客も多いです。

 

 

日本の近代国家に導いた「明治天皇」と「昭憲皇太后」

明治神宮は、大正9年(1920年)11月1日に創建され、第122代天皇「明治天皇(めいじてんのう)」とその后「昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)」が祀られています。

 

明治天皇は、日本の近代化を推進した重要な人物で、幕末の動乱期に即位し西洋の技術や文化を取り入れ、日本を近代国家へと導きました。明治維新や日清・日露戦争など、国の重要な転換点で指導力を発揮した人物です。
昭憲皇太后は、明治天皇の后であり、日本の女性教育と社会事業の発展に大きく貢献した人物です。洋装の導入や赤十字社の支援などを行い、多くの和歌を残した歌人としても知られています。

 

明治天皇と昭憲皇太后の功績を称え、国民の敬意や尊敬を示すために、明治神宮が造られました。近代の実在の人物を祀っている神社という意味でも稀有な存在です。

 

 

天皇家ゆかりの直書き御朱印

明治神宮では、天皇家との深いつながりを感じる御朱印をいただくことができます。

 

「十二葉菊」「五三桐」の天皇家紋印、「奉拝」「神宮名」「参拝日」「神社印」のシンプルなデザインで、「皇紀(こうき)」が記されることが特徴です。

明治神宮_御朱印
「宮」の文字の7画目がないのは、昔の字体がこれだったからだそうです。

 

皇紀とは、日本書紀に登場する「神武天皇即位紀元」のことで、初代天皇である神武天皇が即位したとされる年を元年とする日本の紀年法です。元年は西暦だと紀元前660年に設定されていて、西暦2024年は皇紀2684年となります。
御朱印に皇紀が記されることも、天皇を祀る明治神宮ならではだと思います。

 

御朱印は神楽殿前の長殿で初穂料500円で直書きしていただくことができ、書き置きタイプもあります。
私が御朱印をいただいた時は、御朱印を求める人で行列ができており、中には外国人観光客も御朱印帳をもって並んでいて、御朱印を参拝の記念に持って帰るとのことでした。参拝の証や思い出として外国人にも御朱印が認知されてきているようで、御朱印集め好きの私としてはうれしく思いました。

 

また、この御朱印は、私がオーダーメイドの注文をしたオーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」に書いていただきました。 本紙は、職人さんが1枚1枚手漉きした高品質の土佐手漉和紙の「楮紙(こうぞし)」という、和紙らしい表面感があり、あたたかみのある白色が特徴のものを選択しています。
墨の染み込みがよく、筆書きならではの美しいかすれも出しやすいのが特徴の和紙なので、神職さんが墨を何度も足しながら一筆一筆丁寧に書き入れてくださったのが印象的でした。
※千年帳の本紙に関しては、以下リンクで詳しく紹介されていますので、ご参照ください。

 

千年帳とは:本紙

 

明治天皇と昭憲皇太后とのご縁が形になったありがたい御朱印と、伝統技術を継承する職人さんが仕立てた千年帳の高い品質が組み合わさった素晴らしい宝物だと私は感じています。参拝後にこの御朱印を見返すと、参拝時の高揚感や御朱印をいただく時の喜び、時間をかけて丁寧に書き入れてくださった神職さんの姿が今も脳裏に蘇ります。

オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」_土佐手漉和紙「朝光」
私が使っている千年帳は、表紙も土佐手漉和紙で、四国の太平洋に朝日が差し込んでくる様子が表現されています。

 

 

 

 

明治神宮の見どころ「夫婦楠」「清正井」と「おみくじ」

明治神宮の境内で多くの参拝者が訪れるスポットが、「夫婦楠(めおとくす)」と「清正井(きよまさのいど)」です。

 

夫婦楠は、2本のクスノキが互いに寄り添うように生長しており、明治天皇と昭憲皇太后との仲が良かったことを象徴しているとされ、縁結びや夫婦円満のご利益があるといわれています。

明治神宮_夫婦楠
夫婦楠の間から本殿をお参りすると、ご利益が増すといわれています。

 

清正井は、戦国時代に活躍した武将「加藤清正(かとうきよまさ)」が掘ったと伝わっている井戸です。この地には江戸時代には加藤家の下屋敷があったそうで、加藤家にまつわるいろいろな伝説が残っています。
井戸からは現在も毎分約60lの清水が湧き出ており、水温は1年中約15℃を保つ、癒しスポットです。悪い気を浄化して運気を向上、特に金運アップのご利益が期待できるといわれています。

明治神宮_清正井
清正井の周辺は清らかな雰囲気で、水に触れることもできます。

 

明治神宮のおみくじも参拝者に人気です。
明治天皇と昭憲皇太后のよんだ「和歌(明治天皇がよんだものは「御製(ぎょせい)」、昭憲皇太后がよんだものは「御歌(みうた)」と呼ばれます)」がおみくじに書かれていて、日本文化が表現された美しいものです。

明治神宮_和歌
いろいろな和歌をコレクションしたいのか、何度もおみくじを引いている人がいました。

 

 

明治神宮は、日本を近代国家へと導いた明治天皇と昭憲皇太后を祀る、日本の中でも特別な神社のひとつです。常にたくさんの参拝者が訪れ、御朱印を求める人で行列ができることもしばしばですが、丁寧に直書きしてくださる御朱印はたいへんありがたいものですので、参拝の記念にぜひいただいてみてください。

 

 

 

 

ライター:竹内友章
知多半島のお寺が好きで、知多四国霊場を中心にいろいろな霊場を巡礼し、観光やご当地グルメ(特にラーメン)を楽しんでいます。御朱印集めも趣味で、知多半島のお寺の御朱印はもちろん、全国各地の御朱印をもらいに巡り、アート御朱印などは取り寄せたりもしています。

 

 

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