- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
寺社仏閣を巡り御朱印を集める人が増えています。神仏を参拝した証で旅の思い出にもなる御朱印はいろいろな魅力がありますが、いただくときにトラブルにならないようにマナーや注意事項を守って御朱印巡りをお楽しみください。
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御朱印とは、寺社仏閣を参詣をした証としていただけるもので、御朱印帳に複数の寺社仏閣の御朱印を集めていくのが盛んになったのは、大衆の旅行が一般的になった昭和の時代といわれています。寺院の寺社印、神社では神紋印と共に、祀られている神様、仏様のお名前を記載されるなど個々の寺社によってその形態は異なり、それぞれの御朱印のデザインに個性や特徴があります。
寺社独自の寺印・神紋には、それぞれの寺社の歴史と奉斎した地域の人々との関わり、神話などから派生したデザインが反映されており、御朱印は日本古来の歴史や文化に触れる機会でもあります。

●必ず神仏に参拝する
御朱印をいただく行為は、観光でよく実施されているスタンプラリーと同じではありません。御朱印は寺社仏閣を参拝した証としていただきますので、まず寺社に参拝して、神仏とご縁をいただくことが必要です。
寺社を訪れ参拝することは、日本の、またその地域の歴史や文化に触れる貴重な機会でもありますので、寺社の歴史やいわれ、境内の文化財などにもぜひ目を向けてみてください。

●御朱印の記帳時間を考慮しておく
御朱印の記帳は、寺社仏閣の寺務所・社務所や御朱印受付窓口で、寺社仏閣の職員さんが対応しています。
参拝者が多い寺社などでは、受付に行列ができ時間がかかることがよくありますし、御朱印希望者が多い場合は一旦御朱印帳を預けてから、できあがったころに取りにいくというシステムもあります。
ほとんどの寺社では寺務所・社務所の開所時間内で御朱印の記帳を受け付けているので、いつでも御朱印をいただけるわけではありませんので、受付時間をあらかじめ調べ、混雑も見越して時間に余裕をもって寺社を訪れるのがよいでしょう。
また、最近は寺社仏閣巡りバスツアーなど、集団で効率よく寺社を巡ることができることができるサービスが増えてきました。ただし、あらかじめスケジュールが決められているので、御朱印をいただきたい場合は、御朱印の記帳時間が確保できるか、あらかじめ確認を行い、寺社参拝時も御朱印の記帳時間とツアーのスケジュールを考慮して行動する必要があるでしょう。

●御朱印の記帳を希望するページを明確にする
御朱印帳のどのページに御朱印の記帳を希望するのか、あらかじめ明確にして、受付の際に対応する職員さんに伝えましょう。御朱印帳の順番通りに次の空いているページに記帳したところ、希望していたページではないとトラブルになるケースがあります。
●御朱印をいただく神仏を指定する
規模の大きな寺社仏閣では、主祭神・本尊以外の神様・仏様の御朱印が用意されている場合があります。複数の神様・仏様を参拝し、複数の御朱印をいただきたい場合は、希望する神仏の御朱印を明確に指定しましょう。複数の御朱印をいただく場合は、それぞれに御朱印代が必要になることが一般的です。

●御朱印を頒布していない寺社もある
御朱印をいただくことが人気になってきたことから、規模の小さな寺社でも御朱印をお願いする人が出てきましたが、御朱印を頒布していなかったり、御朱印を書ける職員さんが常駐していない場合もよくありますので、そのことを理解した上で、寺社で御朱印を依頼してください。
また、宗派によっては御朱印を受け付けない、もしくは元々御朱印は頒布しないというケースもあります。
●自分の御朱印帳であることがわかるようにする
御朱印の受付をするときには、御朱印帳に記名をしておいたり、印をつけておくなどして、自分の御朱印帳であることがわかるようにしておいてください。特に、観光客が多く訪れる寺社で、御朱印帳を現地で買い、使用する際は要注意。御朱印受付で同じ御朱印帳が積みあがることがよくあります。取り違いが起こらないように御朱印帳にカバーをかける、表紙や裏表紙に剥がれるシールを貼るといった対策をしましょう。

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●御朱印帳のページ数を確認しておく
縁結びやパワースポット巡りなどで複数の寺社仏閣を訪れる御朱印巡りをする場合は、想定外にたくさんの種類の御朱印をいただいて、御朱印帳がすぐにいっぱいになってしまうことがあります。事前に御朱印を何種類ぐらいいただく予定なのかを想定し、御朱印帳の残りページが足りるかどうか確認しておくとよいでしょう。
また、最近では書き置きの御朱印も増えているので、書き置きの御朱印をいただいたときに保管・持ち運びがしやすいようにクリアファイルを用意しておくと便利です。

●御朱印帳の防水対策
寺社仏閣巡りでは屋外で活動することが多いですので、御朱印帳を持ち運ぶ際には防水対策をしておくとよいでしょう。突然の雨や湿度が高い季節だと、御朱印帳が水分を吸って膨張してしまったり、いただいた御朱印がにじんでしまったりすることがあります。
多くの御朱印帳は、比較的に水に強い和紙で作られているので破けるまでいくことは稀ですが、大切な御朱印を良好な状態で保存するためにも、水濡れ対策としてカバーをかける、御朱印帳袋を作るなどの対策をすることをおすすめします。


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御朱印にはその一つ一つに神仏の物語と歴史があり、まったく別の世界と時間が存在します。この記事のマナーや注意事項を参考に、神仏との素敵なご縁結びに御朱印巡りを楽しんでみてください。
御朱印巡りの御朱印を見返したとき、参拝した寺社の楽しい思い出を呼び起こしてくれることでしょう。

ライター:ロンドンぱんだ
寺社仏閣と歴史大河が大好きなライター。大学時代に推し神仏と出逢い、以来関西エリアを中心に寺社仏閣をてくてく見てまわることをライフワークにしています。滋賀県にある身内のお寺の歴史などを頼まれもせずに勝手に調査中です。
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