- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
こだわりの御朱印帳をオーダーメイドしてみたいと思っているけど、オンラインショップだけで判断するのは不安という人のために、ライター自身が実際に購入してみた千年帳の配送方法と実物を詳細に公開します。
スポンサーリンク
ほかでは手に入らない、こだわりの御朱印帳をオーダーメイドできる「千年帳」。「御朱印帳や納経帳はいくつか持っているけど、特別な1冊が欲しい…」と、千年帳の注文・購入を検討している人がいらっしゃると思います。
ただ、なかには「千年帳のオーダーメイド注文をしてみたいけど、オンラインショップの情報や写真だけでは不安」と感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、ライターである私が千年帳を実際に購入してみました。
注文後にどのように配送されるのかや、どんなふうに梱包されているのかなどを詳細に公開しますので、購入者の意見や感想を参考にしたいという人は、ぜひご一読ください。
オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」をオンラインショップで注文してから、私の場合は約1か月で手元に届きました。決まった材料やパターンから仕様を選んで注文するセミオーダー方式だと、納期目安が約1か月とのことなので、目安通りの到着です。
配送方法は、日本郵便のクリックポスト。発送前にオンラインショップの担当者さんがきちんとメールで連絡をくれます。私は関東在住なのですが、制作販売元の(株)四国遍路さんがある四国・香川県からの発送で、発送から2日後に受け取ることができました。
いよいよ箱をあけて商品を確認します。まず最初に入っていたのは、購入の御礼状です。日本らしい細やかな気遣いですね。
御礼状の下には、千年帳専用の下敷きも入っていました。これは、本紙の表にも裏にも御朱印をいただけるように、裏写りを防ぐためのもので、使い方は以下リンクの紫原もこさんの記事でも詳しく紹介されていますのでご参照ください。
【御朱印関連情報】御朱印帳の使い方-御朱印帳を大切に扱うポイント-
そして、肝心の千年帳のお目見えです。以下リンクのページでも紹介されているように、千年帳を保護しながら配送するために開発されたオリジナルパッケージとのことで、配送時に箱の中で動いて傷つく心配がないですね!
私がセミオーダーで選んだのは、表紙が土佐手漉和紙「朝光(あさかげ)」の小判38ページの仕様です。
青や海が好きなので、讃岐正藍染「空と海(そらとうみ)」の表紙と迷いましたが、薄暗い海の波を想像させるデザインと「朝光(あさかげ)」の名前に惹かれて、こちらにしました。
千年帳のセミオーダーでは綴糸(とじいと)と角裂(かどぎれ)の色を選ぶことができます。
私はからし色が好きなのと、表紙の「朝光(あさかげ)」との色合いを考えて「菜種油×芥子」を選択しました。
落ち着いた色味でとても素敵です。手作業らしい人肌感があり、やさしい気持ちになります。
裏表紙を開いた裏側には、千年帳と制作販売元の(株)四国遍路さん、制作に関わった職人さんの刻印がおされています。
セミオーダーのオプションで、名入れをしてもらうことができ、上の写真のように裏表紙の裏側のページの上部に貼り付けてくれています。名入れの詳細は以下リンクのページもご参照ください。
書家の廣瀬和美さんが書いてくださった自分の名前は、普段目にするそれとはまた違う特別さを感じます。背筋をまっすぐ伸ばしたくなるような、身の引き締まる気持ちになれました。
本紙に選んだ「楮紙(こうぞし)」のあたたかみのある白色と、和紙らしい凹凸にうっとりしてしまいます。ところどころ混ざった楮の繊維が手漉和紙らしさを引き立てているのも魅力です。
手漉和紙独特の触り心地は、いつまでも触っていたい気持ちにさせられますよ。
ここまで、私が実際に注文・購入した千年帳の配送・梱包、帳面の詳細情報をご紹介してきました。どんな風に届くのかがわかれば安心して購入できると思いますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
私が感じたのは、特別で高価なオーダーメイドの注文をするお客様の気持ちをよく考え、大切に扱ってくれている(株)四国遍路さんの心遣いです。
こんなに素敵な御朱印帳を手に入れてしまったら、出かけずにはいられませんね。私が住んでいる近所の神社は書き置きの御朱印を置いているところばかりなので、千年帳に御朱印を書き入れてもらえるところに足をのばしてみたいと思っています。
皆さまもぜひ、自分だけの千年帳をオーダーして、特別な体験をしてみてはいかがでしょうか。
ライター:海野よる
4児の母の傍ら、フリーライターとして活動中。家事をしながら怪談や都市伝説などのYouTubeを聴き流すのが趣味。
出かけ先で気になる神社を見つけると、つい寄ってしまう癖あり。御朱印の美しさに惹かれ、日々勉強中。
スポンサーリンク
香川県善通寺市にある「善通寺」は、真言宗の開祖である「弘法大師空海」が生まれた地にある寺院で、「弘法大師三大霊跡」のひとつです。真言宗十八本山巡礼のスタートの1番札所にもなっていて、弘法大師信仰の核心「同行二人」の言葉が入った弘法大師の御朱印をいただくことができます。
御朱印帳の製本における綴じ方は大きくわけて「和綴じ」と「蛇腹式」の二種類があります。今回はそれぞれの綴じ方の特長や使い勝手の良さなどの魅力に焦点をあてご紹介しますので、御朱印帳を選ぶ際の参考にしてみてください。
愛知県三河地方の知立市にある「遍照院」、刈谷市にある「西福寺」「密蔵院」は、弘法大師空海の伝説がのこる寺院で「三河三弘法」と呼ばれています。3ヶ寺それぞれで弘法大師空海がお手彫りしたと伝わる座像にまつわる伝説を表した御朱印をいただくことができます。
大阪市阿倍野区にある「安倍晴明神社」は、平安時代の陰陽師である「安倍晴明」を祀る神社で、晴明生誕の伝説がのこっています。五芒星の印が印象的な伝統的な御朱印をいただくことができます。