
【御朱印情報】福岡県「若松恵比須神社」の季節を感じる月替わりイラスト御朱印
福岡県北九州市にある「若松恵比寿神社」は、国の重要文化財「若戸大橋」の真下にある神社です。恵比寿様の神紋・柏紋が特徴の御朱印や、月替わりの季節にちなんだかわいいイラスト入りの限定御朱印が話題になっています。
北海道札幌市中央区にある「北海道神宮」は、北海道の開拓と発展を守護する「北海道総鎮守」として長く信仰されている神社です。境内には北海道開拓に貢献した偉人を祀る「開拓神社」もあり、北海道の開拓の歴史を感じる達筆な御朱印をいただくことができます。
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目次
北海道札幌市中央区にある「北海道神宮(ほっかいどうじんぐう)」は、北海道の開拓と発展を守護する「北海道総鎮守」の役目を担い、「蝦夷国新一の宮」に認定されている神社です。
創建は明治2年(1869年)で、創建当初は「札幌神社(さっぽろじんじゃ)」と命名され、開拓の守護神として「大国魂神(おおくにたまのかみ)」「大那牟遅神(おおなむちのかみ)」「少彦名神(すくなひこなのかみ)」が明治天皇の勅旨により祀られていました。
創建後、北海道の発展とともに社格が高まり、昭和39年(1964年)に明治天皇が新たに御増祀となり、現在の「北海道神宮」に改称されました。
毎年6月14・15・16日に斎行される例祭「札幌まつり」の際には、特に大勢の参拝者・観光客が北海道神宮を訪れます。
期間中境内では奉納舞台が行われ、札幌市中心市街地にある中島公園を含め、たくさんの屋台が軒を連ねるなど、札幌の街をあげて盛大に開催されています。特に16日の渡御では、万燈のお囃子を先頭に、猿田彦、維新勤王隊など、1000人以上の時代装束を身に纏った行列が、笛や太鼓の音を響かせながら街中を練り歩き、札幌に夏の訪れを告げる風物詩にもなっています。
※札幌まつりと同じく時代装束が見どころの時代祭が行われる京都府・平安神宮に関して、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】京都府「平安神宮」の千年帳にいただいた伝統的な御朱印
北海道神宮では、神門を通った後、本殿を正面にして右手に進んだ場所に社務所があり、そちらで御朱印をいただくことができます。北海道神宮の御朱印は、基本的に御朱印帳に直書きしていただけますが、正月三が日などの混雑時期の場合は書置きでの授与のみになるのでご注意ください。直書き・書き置きともに初穂料は500円です。
北海道神宮の御朱印のデザインは、右上側に「奉拝」の墨書と「北海道総鎮守」の朱印、中央に「北海道神宮」と記載された朱印と墨書、左側には「参拝日」の墨書が記載されたシンプルなものです。
墨書が達筆でとても読みやすく書かれていて、北海道神宮の堂々とした姿や北海道で果たしてきた役割の大きさを表しているかのようです。
朱印がおされている「北海道総鎮守」とは、神社の職員さんの話によると、北海道の開拓と発展を護る神社として崇敬され、北海道の一の宮としての役割も担っていることから、このように呼ばれているとのことでした。本州各地にある歴史の長い神社に比べれば創建からの期間は短いですが、明治時代から100年以上開拓者の心のよりどころになってきた神社として尊敬をあつめているので、北海道総鎮守の朱印には強い説得力を感じます。
北海道神宮の境内には、北海道鉱業会殉職者御霊を祀る「鉱霊神社(こうれいじんじゃ)」や北海道拓殖銀行物故者の御霊を祀った「穂多木神社(ほたきじんじゃ)」など複数の境内社がありますが、その中でも特に有名なのが「開拓神社(かいたくじんじゃ)」です。
北海道の開拓に自らの心血を注いで発展に尽力した偉大な功労者37柱が祀られています。歴史の教科書にも出てくる間宮林蔵(まみやりんぞう)や伊能忠敬(いのうただたか)も、開拓神社の御祭神の中の一柱です。北海道を開拓した先人たちに思いをはせつつ、ぜひ参拝していただきたい境内社です。
この開拓神社の御朱印も授与されていて、北海道神宮の社務所でいただくことができます。
開拓神社の御朱印は書き置きのみで、右上側に「奉拝」の墨書、中央に「開拓神社」の墨書と「北海道神宮末社開拓神社」と印字された朱印、左側には「参拝日」の墨書がされており、北海道神宮の御朱印と同じくシンプルなデザインです。
開拓神社は、北海道の開拓の歴史や北海道神宮の由緒とも深く関係していますので、北海道神宮の御朱印とともにぜひ開拓神社の御朱印も拝受してみてください。
北海道神宮を参拝した際の立ち寄りスポットとして、本殿入口の神門近くにある「神宮茶屋(じんぐうちゃや)」が人気です。
参拝客が一休みできるようになっており、神宮茶屋限定の「神宮茶屋餅」「焼きたて福レ餅」や、ソフトクリームなどを味わうこともできるので、広い境内を歩いて疲れた身体を休ませるのにぴったりです。
また、北海道神宮は札幌最大級の公園である「円山公園(まるやまこうえん)」に隣接しています。
円山公園は、札幌市内有数の桜の名所として有名で、5月初め頃には北海道神宮の境内を含め、約1,000本の桜が咲き誇ります。
春以外にも、夏は新緑、秋は紅葉と、冬は雪景色と、本州から少し遅れた四季を感じられる場所でもあり、北海道神宮を参拝した際には円山公園の豊かな自然の中を散策するのも楽しみのひとつです。
北海道神宮は、北海道総鎮守・蝦夷国新一の宮として、明治時代の創建時から北海道の多くの人から信仰をあつめてきました。北海道神宮と開拓神社の達筆でシンプルな御朱印から、北海道開拓の歴史の重みを感じることができると思います。
境内や隣接の円山公園の四季折々の自然景観も見どころで、北海道札幌市での御朱印巡り・観光周遊では外せないスポットのひとつですので、ぜひ一度参拝してみてください。
※北海道札幌市で御朱印が人気の寺社が以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
※全国の有名な神宮でいただける御朱印を以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】全国の有名な「神宮」でいただける御朱印情報まとめ
ライター:洋介0522
旅行添乗員の経験があるWebライター兼ディレクター。20代の時に仕事で四国八十八ヶ所のツアーに3回添乗したことで御朱印に興味をもちました。現在はワーケーションしながら全国各地の神社を巡り、御朱印をいただくのを趣味の一つにしています。御朱印帳は現在6冊目で、お気に入りの御朱印帳は京都・建仁寺のものです。
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福岡県北九州市にある「若松恵比寿神社」は、国の重要文化財「若戸大橋」の真下にある神社です。恵比寿様の神紋・柏紋が特徴の御朱印や、月替わりの季節にちなんだかわいいイラスト入りの限定御朱印が話題になっています。
熊本県熊本市の熊本城内にある「加藤神社」は、熊本の礎を築いた加藤清正を祀り、「熊本三社参り」の1社に数えられる神社です。加藤清正への尊敬の念を感じる御朱印の他、季節や祭事にあわせて授与されるデザイン性豊かな御朱印が人気になっています。
愛知県知多半島の南部に「南知多七福神」と呼ばれる開運めぐりがあります。七福神を祀る7寺社と宝船を祀る2寺を巡ることで、幸福や繁栄への願いが結びつくと古くから親しまれていて、それぞれの寺社で特徴的な御朱印をいただくことができます。
大阪府大阪市にある「坐摩神社」は、1000年以上の歴史があるとされ、摂津国一宮として古くから信仰されている神社です。ゆかりのある白鷺がデザインされた御朱印や、境内社「陶器神社」の御朱印をいただくことができます。