
- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
茨城県日立市にある「泉神社」は、女神「天速玉姫命」を祀り、豊かな自然と清らかな泉を有する古社です。水神である龍をモチーフにしたアート御朱印や、地域の神社と連携した特別企画御朱印など、多彩な御朱印が授与されていて、御朱印巡り好きの人に人気になっています。
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茨城県日立市にある「泉神社(いずみじんじゃ)」は、崇神天皇49年(紀元前42年)より鎮座するという説もある古社です。平安時代の延長5年(927年)に編成された「延喜式神名帳」に掲載されていて、それ以前には創建されていたことは確実で、たいへん歴史が長く、地域で信仰されていたことがわかります。
御祭神は女神「天速玉姫命(アメノハヤタマヒメノミコト)」で、日本書紀や古事記に記されていないそれ以前からの神、もしくは土着の神と伝わっていて、縁結びの御神徳があることで知られています。泉神社には、天から玉が落ちてきて水が沸き、その玉が神格化され、天速玉姫命が誕生したという伝説があります。
神紋には徳川家の「三つ葉葵」が用いられています。徳川家が東北へ攻め入る際、泉神社で祈願し成功を収めたことから、この神紋が授けられたとされています。武将からの信仰があったことから、必勝祈願のご利益を求める参拝者も多いです。
泉神社の境内の敷地は1185坪(3917㎡)、境外所有地は6655坪(22,000㎡)と広大で、境内一帯は泉ヶ森(いずみがもり)と呼ばれています。椎や松などの常緑樹が生い茂る自然豊かな森で、茨城県の史跡に指定されています。「常陸国風土記(ひたちのくにふどき)」の久慈郡の条に「密筑の里の大井」とあるのが泉ヶ森とされ、昔から緑があふれる名勝として有名だったことがわかります。
泉神社では、通常の御朱印に加えて、期間限定のアート御朱印など、多種多様な御朱印が授与されています。
通常の御朱印は、印刷タイプの御朱印で、「延喜式内 泉神社」の文字と「泉神社」の印が印刷され、参拝日付のみを追記してくださり、初穂料は500円でした。延喜式内社であることが堂々と記され、由緒正しき神社であることが御朱印のデザインから感じられます。
私が参拝した令和6年(2024年)の干支は辰で、龍の特別御朱印が授与されていました。
泉神社には、その名の由来となった清水が湧く美しい泉があります。この泉は常陸国風土記にも記録があり、古くから「清らかな水が湧き出る神域」として崇められ、「平成の名水百選」にも選ばれています。現在でも毎分1500ℓもの水が湧いていて、水の豊かさを存分に感じられる名所です。
泉神社では、豊かな泉を有することに関連して、拝殿の彫刻でもご紹介したように水神である龍を崇敬しています。令和4年(2022年)には宮司が境内を散策中に龍のような姿をした倒木を発見し、泉にちなんで「泉龍木(せんりゅうぼく)」と名付けられ、龍の御朱印にも「泉龍」の文字が刻まれています。
私が令和7年(2025年)3月に再度参拝した際には、干支の御朱印としてプラスチック素材の珍しい御朱印が授与されていました。干支の巳が昇龍のように描かれていて、初穂料は1,000円でした。
さらに、複数の神社が連携した企画御朱印も授与されていました。
平安時代から「桜の花びらが散る頃、疫病神が流行病を起こす」とされてきたことから、日立にある艫神社(ともじんじゃ)、神峰神社(かみねじんじゃ)、助川鹿嶋神社(すけがわかしまじんじゃ)、大甕神社(おおみかじんじゃ)、泉神社(いずみじんじゃ)の5社で「鎮花祭(はなしずめのまつり)」が執り行われてきました。
この日立五社で桜詣特別御朱印が企画され、5社それぞれで桜の花びらを模した御朱印をいただくことができ、5社の御朱印を並べると桜の花が完成するデザインになっています。令和7年は3月1日〜4月15日までの期間限定で授与されていて、4月15日には艫神社で五社合同鎮花祭が執り行われます。
写真の左下に写っているのは、茨城県と福島県にある18社で授与されている、御祭神を視覚化したシール「オマイリマンシール」です。泉神社では、御祭神の天速玉姫命がイラスト化されています。
地域のいろいろな神社を巡るのがより一層楽しくなるような取り組みが行われていますので、これを機にぜひ神社巡り・御朱印巡りをしてみてください。
泉神社は、美しい湧水と静寂な森に囲まれた神秘的な神社であり、訪れる人々に清らかな癒しとご利益を授けてくれます。また、令和4年に発見された泉龍木も多くの参拝者の心をつかんでいます。住宅地にひっそりと佇む泉神社の境内は、見どころが多く、私は何回も訪れていつも新たな魅力を発見しています。参拝の際には豊かな自然の力や水神の力を感じることができる多種多様な御朱印をぜひチェックしてみてください。
ライター:おみき
日本の伝統文化や食文化に傾倒するライター。日本茶スペシャリストとしても活動しています。小学生から社会人に至るまで巫女を経験し、神社の境内が心の拠り所です。北関東を中心に全国の神社仏閣を巡り御朱印を集めており、皆様と御朱印巡りの楽しさを共有できましたら幸いです。
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愛知県名古屋市にある「熱田神宮」は、日本三大神宮のひとつとされる由緒正しき長い歴史をもつ神社です。天照大神の魂がこもった草薙の剣の力を感じるシンプルで伝統的な御神印をいただくことができます。
愛知県南知多町にある知多四国霊場36番札所「遍照寺」の御本尊は全国的にも珍しい弁財天です。住職自ら書き入れてくださる細く滑らかな書体で弁財天の美しさを表す御朱印と弘法大師空海生誕1250年記念の期間限定宝印が人気です。
東京都新宿区にある「西念寺」は、徳川家康に仕えていた有名武将「服部半蔵正成」ゆかりの寺院です。槍の名手で有名だった服部半蔵正成の異名「鬼半蔵」が記された御朱印をいただくことができます。