- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
埼玉県秩父地域にある「秩父神社」「三峯神社」「寳登山神社」からなる「秩父三社」は、秩父地域を代表する信仰の聖地です。古くから自然信仰や山岳信仰を受け継ぎ、日本武尊の伝説とも深く結び付いてきました。3社それぞれの歴史や特徴とともに、信仰や伝説が刻まれた御朱印の魅力をご紹介します。
スポンサーリンク
「秩父三社(ちちぶさんしゃ)」とは、埼玉県秩父地域を代表する「秩父神社(ちちぶじんじゃ)」「三峯神社(みつみねじんじゃ)」「寶登山神社(ほどさんじんじゃ)」の総称です。3社はいずれも古代に起源をもつと伝えられる神社であり、古くから秩父地域の人々の信仰の中心として崇敬されてきました。
秩父三社の信仰の根底にあるのは、秩父地域の豊かな自然に対する畏敬の念です。
秩父地域は四方を山々に囲まれた盆地で、深い森や清流に恵まれる一方、山火事や風水害など自然の脅威とも向き合ってきました。そのため古代の人々は、山や森、岩や水に神々の存在を感じ、自然そのものを神聖なものとして崇拝していました。秩父三社は、こうした自然信仰や山岳信仰を背景として成立し、発展してきた神社群です。
こうした自然信仰や山岳信仰には、「日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征伝説」も重ねられています。伝承によれば、日本武尊は東国平定の途上で秩父地域を訪れ、この地の山々や神々を敬い、国家安泰や人々の平穏を祈願したとされています。秩父地域には日本武尊ゆかりの伝説が数多くのこされており、古くから信仰されてきた山々や聖地と結び付くことで、その神聖性や由緒が広く語り継がれるようになりました。
また、秩父三社は秩父地域全体の信仰空間を構成する存在でもあります。盆地の中心部から周囲の山岳地帯に至るまで、それぞれが異なる役割を担いながら、人々の暮らしを見守ってきました。五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、災難除け、旅の安全など、人々のさまざまな願いが3社に託され、江戸時代には関東各地から多くの参拝者が訪れる聖地として発展しました。
豊かな自然とともに受け継がれてきた秩父地域の精神文化を伝える存在が秩父三社です。3社を巡ることは、山岳信仰や自然崇拝の歴史に触れるとともに、日本武尊伝説が息づく秩父の聖地をたどる旅でもあります。秩父三社は、秩父の山々への畏敬の念と人々の祈りが形となった、秩父の歴史と信仰を現代に伝える貴重な文化遺産なのです。
秩父三社では、それぞれにその長く深い歴史を物語る御朱印が授与されています。本記事では、3社の概要と御朱印情報をご紹介します。

秩父市の中心市街地にある秩父神社は、秩父地域の総鎮守として古くから崇敬されてきた神社です。知恵の神とされる八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)をは主祭神として祀り、秩父地方の歴史や文化の中心として重要な役割を担ってきました。現在の社殿は徳川家康の寄進によって再建されたもので、見事な彫刻が施され、隆盛の歴史を物語っています。

秩父神社の御朱印は、秩父神社の御朱印は、中央に「秩父神社」の墨書きと社名の朱印、右上に「知知夫国総鎮守(ちちぶのくにそうちんじゅ)」と「秩父宮家(ちちぶのみやけ)ゆかりの社」の朱印、左に「参拝日付」と「社名印」がおされるデザインでした。
地域の総鎮守として信仰をあつめ、皇室からも崇敬された由緒正しき歴史と、地域の人々の秩父の自然に宿る神への深い想いが詰まっていると思います。

※秩父神社の詳細情報は、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】埼玉県「秩父神社」の「知知夫国総鎮守」の風格と「秩父宮家」との関係が刻まれた御朱印
秩父市にそびえる三峰山(みつみねさん)の標高約1,100m地点にある三峯神社は、古代から山岳信仰の聖地として崇められてきた神社です。日本武尊が東国平定の帰路に三峰山へ登り、伊弉諾尊(いざなみのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)を祀ったことが創始と伝わっています。修験道の役小角(えんのおづぬ)や真言宗の開祖・弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)などが修行をした、神秘的な神仏習合の山岳霊場としても有名です。

三峯神社の御朱印には、山岳信仰を象徴する「登拝」の文字が記され、背景には二体の狼が描かれています。狼は日本武尊を導いた神の使いとされ、火難除けや盗難除け、諸難除けの守護神「大口真神」として信仰されてきました。御朱印には、三峯神社ならではの狼信仰と山岳信仰の歴史が凝縮されています。さらに妙法ヶ岳山頂の奥宮にも御朱印があり、険しい山道を登拝した証として特別な意味を持っています。


※三峯神社の詳細情報は、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】埼玉県「三峯神社」の山岳信仰を象徴する「登拝」と記される「本社」「奥宮」の御朱印
長瀞町のシンボルである寳登山(ほどさん)の麓にある寳登山神社は、景行天皇41年(111年)の創建と伝わる古社です。日本武尊が山火事に遭った際に山犬が現れ、火を鎮めて山頂へ導いたことが創建の由来とされています。この伝説から、寳登山は「火止山(ほどさん)」と呼ばれるようになり、後に縁起の良い字をあてて「寳登山」と表記されるようになり、「宝の山に登る」という名称から、開運・金運の強いご利益があるとされています。

寳登山神社の御朱印には、創建伝説に登場する神犬が描かれています。これは日本武尊を救い導いた山犬を表しており、神社の由緒を象徴する意匠となっています。また、季節限定御朱印では桜や紅葉、ろうばいなど寳登山の四季折々の自然美が表現されており、長瀞の豊かな自然と信仰文化を感じることができます。御朱印を通じて、日本武尊伝説と自然信仰の歴史に触れることができるのも大きな魅力です。


※寳登山神社の詳細情報は、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】埼玉県「寳登山神社」の日本武尊にまつわる伝説や寳登山の自然美が表現された御朱印
秩父地域の総鎮守としての格式を伝える秩父神社、山岳信仰と狼信仰が息づく三峯神社、日本武尊伝説と長瀞の自然美を現代に伝える寳登山神社。3社それぞれの御朱印には、歴史や信仰、そして秩父の自然と深く結び付いた伝説が表現されています。秩父三社を巡り御朱印を拝受することは、秩父の自然と信仰が織りなす物語を体感できる特別な旅といえるでしょう。
ライター:千年帳編集部
オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」の商品詳細情報や魅力、こだわりなどを発信しています。千年帳を携えて寺社を参拝し、実際に拝受した御朱印の情報など、御朱印巡り好きの人のためのお役立ち情報もお届けします。
スポンサーリンク
三重県桑名市にある「多度大社」は「伊勢国二の宮」とされ、伊勢神宮との関係が深い古社です。「馬」に関わる伝説や神事で知られ、馬が表現された、伝統的な直書き御朱印や芸術的な限定アート御朱印をいただくことができます。
福岡県宗像市にある「宗像大社」は、日本神話に登場する宗像三女神を祀り、「辺津宮」「中津宮」「沖津宮」の3社で構成されています。本土にある辺津宮、離島・大島の中津宮、離島・沖ノ島の沖津宮のそれぞれの御朱印の情報をまとめました。
愛知県名古屋市中村区にある「豊国神社」は、戦国武将・豊臣秀吉の生誕地に鎮座する神社で、豊臣秀吉を主祭神として祀っています。豊臣秀吉の家紋「五七の桐紋」の金色の印と「豊臣秀吉公生誕之地」の朱印がおされる、豊臣秀吉ゆかりの御朱印をいただくことができます。
岡山県岡山市北区にある「岡山城」は、「烏城」の愛称で親しまれている名城で、隣接する日本三名園のひとつ「岡山後楽園」とともに岡山屈指の観光スポットとして知られています。複数種類が販売されている御城印には、歴代城主の宇喜多家・小笠原家・池田家の家紋・旗印が記され、岡山の発展の歴史を感じる記念品としておすすめです。