- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
福岡県福津市にある「宮地嶽神社」は、毎年2月と10月にだけ見ることができる幻の絶景「光の道」で知られています。初詣の参拝者数は福岡県内屈指の多さで、季節の祭事や四季折々の花などにちなんだ多種の限定御朱印も人気です。
スポンサーリンク
福岡県福津市にある「宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)」は、全国各地にある宮地嶽神社の総本社です。歴史は古く、社伝によればおよそ1700年前に神功皇后が三韓遠征の際に立ち寄って、祈願したのだとか。遠征の功績を讃えて、神功皇后の別名である「息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)」を主祭神として、皇后に付き従った「勝村大神(かつむらのおおかみ)「勝頼大神(かつよりのおおかみ)」とともに祀ったのが起源とされています。
一連のエピソードにより、宮地嶽三柱大神のご加護のもとで事にのぞめば、どんな願いも叶う「何事にも打ち勝つ開運の神」として信仰を集めていて、開運と商売繁昌のご利益が評判です。
宮地嶽神社は、正月三が日に約100万人、年間に200万人以上も参拝者が訪れるそうで、初詣の参拝者数は、福岡県内で大宰府天満宮に次いで、2番目に多い人気の神社です。
※太宰府天満宮について、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】福岡県「太宰府天満宮」の「菅原道真」ゆかりの御朱印
宮地嶽神社は、幻の絶景「光の道」で知られています。神社の石段や参道から玄界灘までを夕日が一直線に照らし出す神秘的な光景のことで、2月中旬から下旬頃と10月中旬から下旬頃の年に2回のみ鑑賞できる奇跡の絶景です。
光の道を見るために重要なことは、当日の天気です。当日晴れていても、太陽が沈む直前の夕方になって突然曇ることも珍しくありません。光の道は、夕陽が宮地嶽神社から直線上の相ノ島に沈んでいく時期、しかも日の入りまで晴れている日などいくつかの条件がそろった時のみ見ることができる希少な景色として話題になっているのです。
光の道を見ることができる時期には、「光の道ウィーク(夕陽のまつり)」というイベントが実施されています。期間中には、本殿へと続く石段は15時頃に閉鎖され、光の道の絶景を見る特等席へと早変わりします。
光の道を参道から見る方法には、当日の14時頃から配布される整理券を手に入れて無料の一般観覧席から見る方法と、夕日の祭り特別祈祷祭で本殿での祈祷後に石段上部に用意された特別席から見る方法の2通りがあります。無料の一般観覧席は朝早くから列に並んで整理券をもらう必要があり予約はできませんが、有料の特別席は電話予約が可能です。
光の道以外にも、1月「玉替祭」、9月「秋季大祭」などの神事も有名です。桜や菖蒲、藤など、四季折々の花を楽しむことができる神社としても知られていて、四季を通じて様々なイベントや景観が人気です。
この投稿をInstagramで見る
光の道が見られる期間の2月と10月のそれぞれ1ヶ月間は、「光の道特別記念御朱印」をいただくことができます。白地に金字で光の道と書かれた御朱印、金地に黒字で光の道と書かれた御朱印、赤地に金字で光の道と書かれた御朱印の3種類があります。3種類のうち、私は金地に黒字で光の道と書かれた御朱印、赤地に金字で光の道と書かれた御朱印の2種類を、見開き1枚の用紙で拝受しました。
光の道シーズンは特に参拝客が多く、ご朱印をいただくのにも時間がかかりますので、時間に余裕をもっておきしょう。
光の道の御朱印と一緒に通常タイプの御朱印もいただきました。「宮地嶽神社」「参拝日」の墨書きに加えて、右上の開運の字と右下の2023年バージョンの可愛らしい神社印が目を引くベーシックなデザインです。
ご紹介した御朱印以外にも、季節ごとにいろいろな限定御朱印が授与されており、御朱印集め好きの人には特におすすめの神社です。
この投稿をInstagramで見る
宮地嶽神社には、たくさんの見どころがあります。
拝殿に掲げられた巨大な注連縄(しめなわ)は、直径2.6m、長さ11m、重さ3tで圧倒的な存在感を放ち、日本最大級の大きさを誇ります。2反ほどの御神田で丹念に育てられた昔ながらの稲を藁にして仕上げたものだそうです。
毎年12月中旬には、大注連縄の掛け替え神事「大しめ祭」が開催され、師走の風物詩として親しまれています。一般の参拝者も間近で見学できたり、神事限定の御朱印も授与されます。
この投稿をInstagramで見る
本殿の奥には、1番社「七福神社」、2番社「稲荷神社」、3番社「不動神社」、4番社「万地蔵尊」、5番社「恋の宮(「淡島神社」「濡髪大明神」)」、6番社「三宝荒神」、7番社「水神社」、8番社「薬師神社」といった8つの社があり、それぞれにご利益の異なる一社一社をお参りすれば大願がかなうとされている「奥之宮八社めぐり」もおすすめです。
宮地嶽神社は、毎年2月と10月に見ることができる幻の絶景「光の道」で知られ、他にも境内にたくさんの見どころがあり、多くの参拝者が訪れる神社です。年間を通して様々な祭事や景観を楽しむことができ、季節や祭事の限定御朱印もたくさんの種類が授与されていますので、何度も参拝して、参拝記念に御朱印をコレクションしていくのもおすすめです。
※近隣にある波折神社に関して、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】福岡県「波折神社」の「瀬織津姫」がキュートにデザインされた御朱印
ライター:neko
学芸員の資格を持つWebライター。九州を中心に全国の寺社仏閣に出掛け、御朱印を集めるのが趣味です。今までにいただいた御朱印は、御朱印帳5冊ほどになりました。
スポンサーリンク
福岡県太宰府市にある「太宰府天満宮」は、菅原道真ゆかりの学問の神様として有名な神社です。シンボルである「梅」モチーフの御朱印のデザインや拝受方法と、神社のいわれや歴史、見どころをご紹介します。
東京都日野市にある高幡山明王院金剛寺(通称:高幡不動尊)は、約1100年の歴史がある古刹で、関東三大不動とされています。不動明王の御朱印は力強く迫力があります。
神仏を参拝した証としていただく御朱印を記す御朱印帳は大切に扱いたいもの。御朱印帳を大切に扱うにはどのようにすればよいのか、使い方のポイントを解説します。 (さらに…)
東京都文京区にある「湯島天神」は、学問の神様「菅原道真」を祀り、合格祈願にたくさんの受験生が参拝することで知られています。季節の祭事や境内に美しい花が咲く時期に合わせて、季節限定のいろいろな御朱印が授与されています。