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【御朱印情報】福岡県「宮地嶽神社」の幻の絶景「光の道」にちなむ限定御朱印

福岡県福津市にある「宮地嶽神社」は、毎年2月と10月にだけ見ることができる幻の絶景「光の道」で知られています。初詣の参拝者数は福岡県内屈指の多さで、季節の祭事や四季折々の花などにちなんだ多種の限定御朱印も人気です。

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全国の宮地嶽神社の総本社

福岡県福津市にある「宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)」は、全国各地にある宮地嶽神社の総本社です。歴史は古く、社伝によればおよそ1700年前に神功皇后が三韓遠征の際に立ち寄って、祈願したのだとか。遠征の功績を讃えて、神功皇后の別名である「息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)」を主祭神として、皇后に付き従った「勝村大神(かつむらのおおかみ)「勝頼大神(かつよりのおおかみ)」とともに祀ったのが起源とされています。
一連のエピソードにより、宮地嶽三柱大神のご加護のもとで事にのぞめば、どんな願いも叶う「何事にも打ち勝つ開運の神」として信仰を集めていて、開運と商売繁昌のご利益が評判です。

宮地嶽神社_ふくろう
「不苦労(苦労知らず)」に通ずることから、幸運を呼ぶ鳥とされる「ふくろう」が境内で飼育されていました。

 

宮地嶽神社は、正月三が日に約100万人、年間に200万人以上も参拝者が訪れるそうで、初詣の参拝者数は、福岡県内で大宰府天満宮に次いで、2番目に多い人気の神社です。
※太宰府天満宮について、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】福岡県「太宰府天満宮」の「菅原道真」ゆかりの御朱印

 

宮地嶽神社_楼門
精巧な木組みの立派な楼門も必見です。

 

 

毎年2月と10月だけの幻の絶景「光の道」

宮地嶽神社は、幻の絶景「光の道」で知られています。神社の石段や参道から玄界灘までを夕日が一直線に照らし出す神秘的な光景のことで、2月中旬から下旬頃と10月中旬から下旬頃の年に2回のみ鑑賞できる奇跡の絶景です。
光の道を見るために重要なことは、当日の天気です。当日晴れていても、太陽が沈む直前の夕方になって突然曇ることも珍しくありません。光の道は、夕陽が宮地嶽神社から直線上の相ノ島に沈んでいく時期、しかも日の入りまで晴れている日などいくつかの条件がそろった時のみ見ることができる希少な景色として話題になっているのです。

光の道を見ることができる時期には、「光の道ウィーク(夕陽のまつり)」というイベントが実施されています。期間中には、本殿へと続く石段は15時頃に閉鎖され、光の道の絶景を見る特等席へと早変わりします。
光の道を参道から見る方法には、当日の14時頃から配布される整理券を手に入れて無料の一般観覧席から見る方法と、夕日の祭り特別祈祷祭で本殿での祈祷後に石段上部に用意された特別席から見る方法の2通りがあります。無料の一般観覧席は朝早くから列に並んで整理券をもらう必要があり予約はできませんが、有料の特別席は電話予約が可能です。

 

光の道以外にも、1月「玉替祭」、9月「秋季大祭」などの神事も有名です。桜や菖蒲、藤など、四季折々の花を楽しむことができる神社としても知られていて、四季を通じて様々なイベントや景観が人気です。

宮地嶽神社_参道
光の道ウィークの期間中は、参道・石段が光の道を眺めるための一番の特等席になります。

 

 

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季節の祭事や四季の花々にちなんだ限定御朱印

光の道が見られる期間の2月と10月のそれぞれ1ヶ月間は、「光の道特別記念御朱印」をいただくことができます。白地に金字で光の道と書かれた御朱印、金地に黒字で光の道と書かれた御朱印、赤地に金字で光の道と書かれた御朱印の3種類があります。3種類のうち、私は金地に黒字で光の道と書かれた御朱印、赤地に金字で光の道と書かれた御朱印の2種類を、見開き1枚の用紙で拝受しました。
光の道シーズンは特に参拝客が多く、ご朱印をいただくのにも時間がかかりますので、時間に余裕をもっておきしょう。

宮地嶽神社_御朱印_光の道限定
神聖な神社印に加えて、2023年バージョンの神社印も押されていました。

 

光の道の御朱印と一緒に通常タイプの御朱印もいただきました。「宮地嶽神社」「参拝日」の墨書きに加えて、右上の開運の字と右下の2023年バージョンの可愛らしい神社印が目を引くベーシックなデザインです。

宮地嶽神社_御朱印
ベーシックタイプの御朱印は、御朱印帳に直書きしていただけました。

 

ご紹介した御朱印以外にも、季節ごとにいろいろな限定御朱印が授与されており、御朱印集め好きの人には特におすすめの神社です。

 

 

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「大注連縄」と「奥の宮八社巡り」

宮地嶽神社には、たくさんの見どころがあります。

 

拝殿に掲げられた巨大な注連縄(しめなわ)は、直径2.6m、長さ11m、重さ3tで圧倒的な存在感を放ち、日本最大級の大きさを誇ります。2反ほどの御神田で丹念に育てられた昔ながらの稲を藁にして仕上げたものだそうです。
毎年12月中旬には、大注連縄の掛け替え神事「大しめ祭」が開催され、師走の風物詩として親しまれています。一般の参拝者も間近で見学できたり、神事限定の御朱印も授与されます。

宮地嶽神社_大注連縄
参拝時には拝殿の大注連縄にもぜひご注目ください。

 

 

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本殿の奥には、1番社「七福神社」、2番社「稲荷神社」、3番社「不動神社」、4番社「万地蔵尊」、5番社「恋の宮(「淡島神社」「濡髪大明神」)」、6番社「三宝荒神」、7番社「水神社」、8番社「薬師神社」といった8つの社があり、それぞれにご利益の異なる一社一社をお参りすれば大願がかなうとされている「奥之宮八社めぐり」もおすすめです。

宮地嶽神社_奥の宮八社巡り
本殿の右手奥に「奥の宮八社巡り」の入り口があります。
宮地嶽神社_奥の宮八社巡り_鳥居
境内の凛とした空気を感じながら、奥の宮八社巡りを楽しめました。

 

 

宮地嶽神社は、毎年2月と10月に見ることができる幻の絶景「光の道」で知られ、他にも境内にたくさんの見どころがあり、多くの参拝者が訪れる神社です。年間を通して様々な祭事や景観を楽しむことができ、季節や祭事の限定御朱印もたくさんの種類が授与されていますので、何度も参拝して、参拝記念に御朱印をコレクションしていくのもおすすめです。

 

 

 

 

ライター:neko
学芸員の資格を持つWebライター。九州を中心に全国の寺社仏閣に出掛け、御朱印を集めるのが趣味です。今までにいただいた御朱印は、御朱印帳5冊ほどになりました。

 

 

 

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