- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
北海道札幌市西区にある「西野神社」は、「縁結び・安産」のご利益が有名な神社です。基本の御朱印は季節ごとにデザインが変化する情緒豊かなもので、その他にも年や縁日などにあわせて授与される多種多彩な限定アート御朱印が話題になっています。
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北海道札幌市西区、山に囲まれた住宅地にある「西野神社(にしのじんじゃ)」は、明治18年(1885年)に開拓の守護神を奉斎したことに始まった神社です。当時、青森県五戸から入植した5人の先駆者たちが、当時の西野地域の中心部であった場所に三柱の神々を祀る小さな祠を建てたのが起源です。
現在の御祭神は、縁結びや安産の神として名高い豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、その御子である鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)、そして武運長久や勝運の神である譽田別命(ほんだわけのみこと)の三柱です。
豊玉姫命は海の神の娘であり、山幸彦(やまさちひこ)との縁によって御子を授かったという伝説があることから、良縁を求める女性や、新しい命を授かりたいと願う夫婦の参拝が多いです。2000年代に入って、この御利益が広範に知られるようになり、安産祈願の吉日とされる「戌の日」の特に午前中は、安産祈願の祈祷を受けにくる妊婦や夫婦、その付き添いの家族・親族達で境内がとてもにぎわうようになりました。


西野神社では、社殿に向かって右手の社務所で、多種多様な御朱印が授与されています。私が参拝に訪れた令和7年(2026年)3月現在では、すべての御朱印が書き置きタイプで、御朱印帳への直書きの対応はありませんでした。
基本の御朱印は、右上に「奉拝」、中央に「西野神社」、左に「参拝日」の墨書き、中央に「神紋と狛犬」「篆書体の社名」の朱印がおされ、左上と右下に桜柄が描かれているデザインで、初穂料は300円でした。

桜柄の意匠は、私が参拝した春の季節限定のもので、季節によってデザインが変わります。装飾として御朱印を彩っているだけではなく、「その日その季節に参拝した」という一期一会の縁を大切にする西野神社の姿勢の表れといえると思います。
また、上部にある神紋は「左三つ巴」です。
巴紋は、特に武運の神である「八幡神」を祭神とする八幡宮系の神社で用いられることで知られています。西野神社には武の神である譽田別命が祀られていますので、武運長久や勝運向上のご利益を象徴しているといえます。神紋の隣の狛犬は、境内に安置されている狛犬をモチーフにしたものだそうで、御朱印に可愛らしい印象を加えているように思います。
西野神社では、基本の御朱印ほかにも多種多彩な限定御朱印が授与されています。
その中でも特筆してユニークなのは、1年のうちで数えるほどしかない「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」にのみいただける御朱印です。見開きサイズのアート御朱印で、左側は基本の御朱印と同様で、中央から右側にかけて金色の太陽の絵柄や今年の干支である馬、加えて小槌や小判などの縁起物が描かれており、非常に豪華なデザインで、初穂料は600円でした。

一粒万倍とは、一粒の籾が万倍にも実る稲穂になるという意味があります。一粒万倍日は、数が増えてほしいこと、長く続くと良いこと、大きく成就させたいことなど、拡大発展が望ましい物事のスタートに向いている吉日だと考えられていて、特に金運向上と結び付けられています。逆にお金を借りるような数が増えると困る事には向いていません。
このような吉日にあわせて神社を参拝し、特定の願い事をして、さらにそのご利益を確実に持ち帰り身近に置くという意味で御朱印を拝受することもおすすめです。
西野神社ではご紹介した以外にも、切り絵タイプの御朱印や、その年の干支が描かれた限定御朱印など、たくさんの種類の御朱印が授与されていますので、参拝の際には社務所でどのような御朱印が授与されているかチェックして、お気に入りの1体を見つけてみてください。


西野神社の境内でぜひご覧になっていただきたいのが、安産・育児の象徴として親しまれている「創祀120周年記念碑」です。
これは、母親犬と十二支の干支が設定された寄り添う子犬たちのブロンズ像です。安産祈願や家族の健康を願うときに撫でてお参りします。西野神社の温かな雰囲気を象徴するもののひとつです。

撫でる犬によってご利益が異なり、子宝祈願の場合は中央の親犬、安産祈願の場合は生まれてくる子供の干支の子犬、健康祈願の場合は自分の干支の子犬を撫でることとされています。ご自身の願い事に合う犬を撫でて祈願してみてください。
西野神社は、豊かな自然に囲まれた神社で、縁結びや安産を願う人々にとっての聖地として大切にされています。季節ごとに彩りを変える基本の御朱印のほか、多種多彩な華やかな限定御朱印は、参拝を思い出を鮮やかに彩ってくれることでしょう。地元の人はもちろん、観光で札幌を訪れた人にもぜひ参拝・御朱印拝受してみていただきたい神社のひとつです。
ライター:洋介0522
旅行添乗員の経験があるWebライター兼ディレクター。20代の時に仕事で四国八十八ヶ所のツアーに3回添乗したことで御朱印に興味をもちました。現在はワーケーションしながら全国各地の神社を巡り、御朱印をいただくのを趣味の一つにしています。御朱印帳は現在6冊目で、お気に入りの御朱印帳は京都・建仁寺のものです。
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東京都渋谷区千駄ヶ谷に鎮座する「鳩森八幡神社」には、東京都内最古級の「富士塚」があります。富士信仰がいろいろな地域に広がっていった歴史を物語る史跡で、登拝すると富士塚登拝記念の御朱印をいただくことができます。
岐阜県岐阜市の「伊奈波神社」は、戦国時代に活躍した斎藤道三と織田信長にゆかりがある神社です。皇室ゆかりの菊紋と織田信長ゆかりの五七桐の朱印が共におされる珍しい御朱印をいただくことができます。
北海道函館市にある「亀田八幡宮」は、箱館戦争終結の地として知られる歴史深い神社です。令和7年(2025年)7月に参拝した際には、風鈴や団扇など夏をイメージする可愛らしいスタンプがおされた「夏詣」限定御朱印が授与されていました。
山口県下関市にある「櫻山神社」は、吉田松陰を中心に幕末に亡くなった志士ら約400柱が祀られている、日本初の招魂場がルーツの神社です。御朱印には、吉田松陰とその弟子・高杉晋作が描かれ、日本を変えようとした思想や信念が宿っているかのようです。