- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
熊本県熊本市にある「高橋稲荷神社」は、商売繁盛・五穀豊穣のご利益が有名な熊本を代表する神社のひとつです。「日本稲荷五社」の1社であることが記される御朱印の他、祭事などにあわせてデザイン性豊かな限定御朱印も授与されています。
スポンサーリンク
熊本県熊本市の稲荷山の中腹に鎮座する「高橋稲荷神社(たかはしいなりじんじゃ)」は、室町時代に創建されたと伝わる古社です。
元々は、明応5年(1496年)に隈本城(現在の熊本城)の初代城主である鹿子木親員(かのこぎ ちかかず)が支城として稲荷山の山頂に上代城を築いた際、城内鎮守のため京都の伏見稲荷神社から稲荷大明神を勧請したのが始まりとされています。しかし、天文10年(1541年)に上代城落城の際に稲荷神社も焼失してしまいました。
その後の江戸時代になり、熊本藩主を務めていた細川氏の菩提寺である海蔵寺の首座義本が夢で稲荷神社再興の啓示を受けたことにより、寛文元年(1661年)に現在地である稲荷山中腹に社殿が遷座され再建されています。
江戸時代以降は、熊本藩主である細川氏の篤い崇敬を受け、明治維新の際に現在の高橋稲荷神社へと名称が変更になりました。
現在は、阿蘇神社、出水神社とともに熊本県三大神社の一つと称される他、熊本市内では「一に清正公(加藤神社)、二に高橋稲荷、三が別所のこんぴらさん(別所琴平神社)」とうたわれる3社に参って祈願する風習「熊本三社参り」の1社に数えられ、熊本で特に篤い信仰をあつめる神社のひとつになっています。
※阿蘇神社、出水神社、加藤神社、別所琴平神社に関して、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】熊本県「阿蘇神社」の神話と楼門再生の歴史を刻む「肥後国一之宮」の御朱印
【御朱印情報】熊本県「出水神社」の熊本藩主・細川家ゆかりの「細川九曜」の御朱印
【御朱印情報】熊本県「加藤神社」の加藤清正への尊敬の念を感じる御朱印
【御朱印情報】熊本県「別所琴平神社」の季節感あふれる多種多彩なイラスト付き御朱印
毎年2月の初午(はつうま)の日に行われる「初午大祭」は、商売繁盛や五穀豊穣を祈願するたくさんの参拝客でにぎわいます。


高橋稲荷神社の御朱印は、拝殿のそばにある社務所にて、初穂料500円で、御朱印帳に直書きしていただけました。
「奉拝」「日本稲荷五社」「高橋稲荷神社」「参拝日」の墨書きと、稲荷を象徴するような「稲紋」と神社印の朱印がおされるデザインです。

稲荷神社の神紋としてよく使われる稲紋は、日本人にとってなじみ深い稲をモチーフにした紋であり、2つの穂を持つ稲の束を左右から丸く抱き合わせて描いているのが特徴です。
この御朱印で特に注目していただきたいのは「日本稲荷五社」の墨書きです。
高橋稲荷神社は、京都府・伏見稲荷大社、愛知県・豊川稲荷、佐賀県・祐徳稲荷神社、岡山県・最上稲荷とならぶ「日本稲荷五社」とされていて、日本中にある稲荷の中でも特に有名な神社のひとつであり、そのことが御朱印に明記されることにより、商売繁盛や五穀豊穣のご利益がより強く感じられます。
※伏見稲荷大社、豊川稲荷、祐徳稲荷神社、最上稲荷に関して、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】京都府「伏見稲荷大社」の3ヶ所の授与所でいただける多種多様な御朱印
【御朱印情報】愛知県「豊川稲荷」の稲荷の由来になった吒枳尼眞天の御朱印
【御朱印情報】佐賀県「祐徳稲荷神社」の農耕の神をイメージした御朱印
【御朱印情報】岡山県「最上稲荷」の日蓮宗ならではの御朱印と御首題
通常デザインの御朱印の他に、お正月や2月6日の初午大祭などの祭事にあわせて、デザイン性豊かな限定の御朱印が登場することもあるようですので、参拝時にどのような御朱印が授与されているかぜひチェックしてみてください。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
高橋稲荷神社を訪れた際には、拝殿の近くにある朱塗りの鳥居が連なる参道を進んだ先の裏山にある奥宮へもぜひお参りください。
奥宮には、芸道や武道などの所業繁栄に効果があるとされる「玉釼大明神社」、学業成就や五穀豊穣のご利益が期待できる「源策社」、縁結びや安産などに効くと評判の「峯吉社」、悪疫除災や病気除災などのご利益で知られる「元吉社」という4社が鎮座しています。
商売繁盛・五穀豊穣のご利益が人気の稲荷大明神だけでなく、奥宮にも参拝することで一度に様々な神さまにお参りできるのも、高橋稲荷神社のうれしいポイントです。
この投稿をInstagramで見る
さらに、高橋稲荷神社は稲荷山中腹に境内があるので、至る所から神社のシンボルである大提灯や大鳥居に加えて、周囲の町並み、山々、遠くの有明海、雲仙普賢岳まで見渡すことができる絶景スポットとしても人気があります。
拝殿の近くに広いスペースがあり、私は参拝後にきれいな風景を眺めながら一息つきました。色々な角度から緑豊かな風景を愛でられるのも、高橋稲荷神社の楽しみの一つです。

高橋稲荷神社は、熊本三社参りや日本稲荷五社の一つに数えられる古社で、商売繁盛・五穀豊穣のご利益を求めてたくさんの参拝者が訪れています。。熊本市内の神社巡りにに欠かせない加藤神社や別所琴平神社も近くにありますので、熊本城などの含めた熊本市観光の際にはぜひ立ち寄って、御朱印をいただいてみてください。
※高橋稲荷神社も含まれる熊本県熊本市の代表的な三社参りに関して、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】熊本県熊本市の「三社参り(加藤神社・高橋稲荷神社・別所琴平神社)」でいただける御朱印
ライター:neko
学芸員の資格を持つWebライター。九州を中心に全国の寺社仏閣に出掛け、御朱印を集めるのが趣味です。今までにいただいた御朱印は、御朱印帳5冊ほどになりました。
スポンサーリンク
山口県長門市にある「二尊院」は、唐の国の美女・楊貴妃が難を逃れ日本へやってきたとされる「楊貴妃伝説」で知られる寺院です。楊貴妃にまつわる「遣迎二尊」の御朱印をいただくことができ、宿坊宿泊者限定で「楊貴妃AIイラスト」が入った御朱印も授与されています。 (さらに…)
東京都港区にある「増上寺」は、江戸幕府の徳川将軍家菩提寺として広く信仰され、東京タワーが見える観光スポットとしても有名です。初代将軍・徳川家康が深く尊崇したと伝わる「黒本尊」の力強い御朱印、家康の法名「安国院殿」の「勝運」の御朱印、写経した際にいただける「南無阿弥陀仏」の御朱印などには深い歴史が刻まれています。 (さらに…)
岡山県岡山市北区にある「最上稲荷」は、「日本三大稲荷」のひとつされ、岡山県内で屈指の参拝者数の多さを誇る日蓮宗の寺院です。日蓮宗ならではの「妙法」の御朱印や「南無妙法蓮華経」の御首題をいただくことができます。
香川県高松市にある「岩部八幡神社」は、1200年以上の歴史があるといわれ、樹齢600年と400年をこえるとされる2本の大きなイチョウの木がシンボルです。「讃岐大銀杏」と記される独特な書体の御朱印のほか、イチョウが黄色く色づく11月限定で珍しい立体デザインの特別御朱印も授与されています。