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【御朱印情報】愛知県「砥鹿神社」の「三河國一之宮」と限定「バラ」の御朱印

愛知県豊川市にある「砥鹿神社」は、「三河國一之宮」として長い歴史をもち崇敬をあつめる神社です。三河国一宮と記された伝統的な御朱印の他に、イベントや月替わりの限定御朱印が授与されていて、特に豊川市の特産品であるバラにちなんだ限定御朱印が話題になっています。

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「三河國一之宮」である「砥鹿神社」

愛知県豊川市にある「砥鹿神社(とがじんじゃ)」は、社記によると大宝年間(701年~ 704年)に文武天皇の病を鎮めるための勅使として草鹿砥公宣(くさかどのきんのぶ)が派遣され、本茂山(現在の本宮山)の神を迎えて創建されたと伝わり、1300年以上の歴史があるとされる古社です。本宮山は、東三河地方のシンボル的な山で、山中には磐座や古墳群の痕跡がのこっており、古代から山自体を御神体として信仰する山岳信仰の対象であったと考えられています。
現在は、標高789mの本宮山にある「奥宮」と、平地でお祀りする「里宮」とがあり、一般的に多くの人が参拝するのは里宮にあたります。

 

長い歴史をもち、地域でも重要な役割を果たしてきたことから、「三河國一之宮」としても信仰されています。
「一之宮」とは、各地域で最も格式の高い神社を指す称号で、平安時代から中世に確立されました。記録が少なく選定基準は不明ですが、長い歴史と深い信仰を背景に持つ神社が各地域の一之宮として大切にされています。
砥鹿神社は、三河地方で最も格式が高く、信仰の中心的存在として精神的な支柱ともなっている神社です。
※愛知県内には3社の一之宮があり、尾張國一之宮である真清田神社に関して、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】愛知県「真清田神社」の「尾張國一之宮」の由緒正しき御朱印

 

砥鹿神社_神門
砥鹿神社は、豊川市の自然豊かな環境に鎮座しています。
砥鹿神社_社殿
三河國一之宮にふさわしい堂々たる社殿でお参りします。

 

 

「三河国一宮」と記される伝統的な御朱印

砥鹿神社では、三河國一之宮の伝統的なデザインの御朱印をいただくことができます。
「三河国一宮」「神社印」の朱印に、「奉拝」「神社名」「参拝日」の墨書きの御朱印を丁寧に直書きしていただけました。

砥鹿神社_御朱印
一文字ずつ時間をかけて丁寧に書いていただいた砥鹿神社の御朱印です。

 

砥鹿神社の御祭神は「大己貴命(おおなむちのみこと)」です。
この神様は、日本神話で、出雲の国を治め、国土創造の神として登場します。別名は「大国主神(おおくにぬしのかみ)」とも呼ばれ、多くの別名を持つ神格の集成とされています。因幡の白兎を助けたこと伝説が有名で、スサノオの子孫であり、数々の試練を乗り越えて葦原中国の支配者となりました。
福徳、国土開拓、縁結びなどの神徳を持ち、交通安全、家運隆昌、厄難消除のご利益があるといわれていますので、心静かに参拝し、参拝した証として御朱印をいただくことで、大己貴命とのご縁を結んでください。

 

この御朱印は、私がオーダーメイドの注文をしたオーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」に書いていただきました。 本紙は、職人さんが1枚1枚手漉きした高品質の土佐手漉和紙の「楮紙(こうぞし)」という、和紙らしい表面感があり、あたたかみのある白色が特徴のものを選択しています。
じっくり丁寧に書いていただいた御朱印の文字は、大きさや間隔がきれいにそろっていて、砥鹿神社の歴史や伝統を反映しているもののように感じます。静かに筆をとり、流れる様な仕草で書き上げてくださり、優しく声もかけてくださった神職さんの姿が今もよみがえってきます。
※千年帳の本紙に関しては、以下リンクで詳しく紹介されていますので、ご参照ください。

 

千年帳とは:本紙

 

オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」_楮紙
愛用している千年帳は、手漉和紙ならではの質感が気に入っていて、書き入れてもらう御朱印が映えます。

 

 

 

 

「とよかわバラの日」にちなんだ限定御朱印

砥鹿神社では、通常御朱印の他にイベント時や月替わりで限定の特別御朱印が授与されています。

 

私が参拝した令和6月(2024年)5月下旬は、「とよかわバラの日」にちなんだ「バラのクリア御朱印」と「バラの重ね御朱印」が授与されていたので拝受しました。

砥鹿神社_御朱印_バラクリア
透明な台紙に鮮やかなバラがプリントされたバラのクリア御朱印です。
砥鹿神社_御朱印_バラ台紙
こちらのバラ御朱印は別タイプで、クリア御朱印と3色ある台紙御朱印を組み合わせて完成させるバラ重ね御朱印です。
砥鹿神社_御朱印_バラ重ね
クリアと台紙を重ねるとこのように完成し、台紙を色を変えることで印象が変わります。

 

砥鹿神社がある豊川市は日本で有数のバラの生産地で、栽培品種は約180品種、年間で約1500万本のバラを全国各地に出荷しているそうです。豊川市の特産品であるバラをPRしようと、「ロ(6)-ズ(2)」の語呂合わせで、6月2日を「とよかわバラの日」に制定し、バラをアピールするイベントなどを行っているとのことです。

 

砥鹿神社では、6月2日前後の期間限定で、ご紹介したバラの特別御朱印を授与することで、バラのPRに一役買っています。
令和6年は5月25日~6月30日の期間限定でバラの特別御朱印の授与と、それに加えて、5/25(土)・26(日)、6/1(土)・2日(日)・8日(土)・9日(日)は、御朱印を拝受した先着50名にとよかわバラの実物を贈呈する企画も実施されています。

 

バラの御朱印以外にも、デザイン性豊かなイベント限定御朱印や月替わり御朱印も授与されていますので、参拝した際にはぜひチェックしてみてください。

 

 

 

 

砥鹿神社は、三河國一之宮として古くから崇敬されてきた由緒正しき神社で、豊かな自然の中で日本の歴史や文化を感じることができます。伝統的な御朱印は丁寧に書き入れていただけますし、イベント限定御朱印や月替わり御朱印は、御朱印集め好きのコレクター心をくすぐる工夫を凝らしたデザインです。ぜひ定期的に参拝して、いろいろな御朱印をチェックしてみてください。

 

※同じ豊川市にある有名寺院である豊川稲荷に関して、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】愛知県「豊川稲荷」の稲荷の由来になった吒枳尼眞天の御朱印

 

 

 

 

ライター:竹内友章
知多半島のお寺が好きで、知多四国霊場を中心にいろいろな霊場を巡礼し、観光やご当地グルメ(特にラーメン)を楽しんでいます。御朱印集めも趣味で、知多半島のお寺の御朱印はもちろん、全国各地の御朱印をもらいに巡り、アート御朱印などは取り寄せたりもしています。

 

 

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