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【御朱印情報】愛知県「真清田神社」の「尾張國一之宮」の由緒正しき御朱印

愛知県一宮市にある「真清田神社」は、尾張国一の宮として長く崇敬されている神社です。由緒正しき「尾張國一之宮」の御朱印を丁寧に直書きしていただけるほか、不定期で限定の特別御朱印が授与されることがあります。

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尾張国の一の宮「真清田神社」

愛知県一宮市にある「真清田神社(ますみだじんじゃ)」は、神武天皇33年(紀元前628年)に創建されたと伝わる古社で、平安時代に国から名神大社と認められ、尾張国一の宮として長く崇敬されてきました。この地域が古くは木曽川の灌漑用水による水田地帯として栄え、清く澄んだ水によって水田を形成していたことから、「真清田」と名付けられたとされています。

 

御祭神は「天火明命(あめのほあかりのみこと)」で、日本神話には太陽神と農業神の性質を持つ神様として登場し、古事記では、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)と高木神の娘である万幡豊秋津師比売命(よろづはたとよあきつしひめ)の間に生まれた神と記され、五穀豊穣や家内安全などのご利益をもたらすと信じられています。
古代にこの地を治めていた尾張氏(おわりし)が祖神として敬い、地域の氏神として崇敬をあつめています。

真清田神社_鳥居
真清田神社の境内は厳かな雰囲気がただよっています。
真清田神社_神門
巨大な神門の迫力に圧倒されました。
真清田神社_社殿
立派な社殿で心穏やかに参拝することができました。

 

 

「尾張國一之宮」の直書き御朱印

真清田神社では、シンプルなデザインの「尾張國一之宮」の御朱印をいただくことができます。

 

「尾張一ノ宮」「社名」の朱印と、「奉拝」「尾張國一之宮」「神社名」「参拝日」の墨書きのシンプルなデザインの御朱印です。

真清田神社_御朱印
「尾張國一之宮」の墨書きが長く崇敬をあつめてきた歴史を物語ります。

 

社務所で初穂料500円で丁寧に直書きしていただけました。私は朝早い時間帯に参拝したのですが、たくさんの参拝者が訪れていて、御朱印対応が始まる9時よりも前から、御朱印を求める人の列ができていました。
尾張國一之宮として崇敬をあつめていることを実感しましたし、御朱印集めの側面で見ると、各地の一の宮を巡り御朱印を集めている人の参拝も多いのだと思います。
※他地域の一の宮に関して、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】四国の「一の宮巡り」と御朱印一覧

 

【御朱印情報】兵庫県淡路島「伊弉諾神宮」の「国産み神話」ゆかりの御神印

 

【御朱印情報】福岡県「筥崎宮」のフォトジェニックな限定クリア御朱印

 

【御朱印情報】山口県「住吉神社」の四季折々の板戸絵が描かれた時季限定御朱印

 

【御朱印情報】山口県「玉祖神社」の周防国一宮の歴史を感じる御朱印

 

【御朱印情報】三重県「椿大神社」の夫婦神「猿田彦大神」「天鈿女命」の御朱印

 

【御朱印情報】大阪府「坐摩神社」の白鷺がデザインされた摂津国一宮の御朱印

 

この御朱印は、私がオーダーメイドの注文をしたオーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」に書いていただきました。 本紙は、職人さんが1枚1枚手漉きした高品質の土佐手漉和紙の「楮紙(こうぞし)」という、和紙らしい表面感があり、あたたかみのある白色が特徴のものです。神職さんが時間かけて丁寧に書き入れてくださり、筆を落としてからの抑えがしっかりと和紙に墨が染み込んでいて、1文字づつ気持ちを込めて書かれていることが伝わってきます。
※千年帳の本紙に関しては、以下リンクで詳しく紹介されていますので、ご参照ください。

 

千年帳とは:本紙

 

オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」_土佐手漉和紙「朝光」
私が使っている千年帳は、表紙も土佐手漉和紙で、四国の太平洋に朝日が差し込んでくる様子が表現されています。

 

 

不定期で授与される特別御朱印

真清田神社では、不定期で特別御朱印も授与されていて、私は令和6年新年限定の特別御朱印をいただきました。

 

この新年限定御朱印は、全体がゴールドの色彩が華やかで、辰年にちなんだ龍の絵柄がデザインされたものです。

真清田神社_令和6年新年限定特別御朱印
ゴージャスな台紙に絵柄が入った書き置き対応の特別御朱印です。

 

真清田神社の不定期で授与される特別御朱印情報は、インターネット上の公式情報で発信されていないため、参拝したときのお楽しみという面があり、ある意味御朱印集め好きのコレクター心をくすぐるものでもあります。参拝時にはどのような御朱印が授与されているかぜひチェックしてみていただき、ご縁を大切にされてください。

 

 

 

 

境内社「服織神社」の御朱印

また、私が参拝した際には境内社「服織神社(はとりじんじゃ)」の特別御朱印も、真清田神社の社務所でいただくことができました。

真清田神社_御朱印_境内社服織神社
真清田神社の特別御朱印と同様に、金の台紙に龍の絵柄が入った華やかな御朱印です。

 

服織神社の御祭神は「萬幡豊秋津師比賣命(よろづはたとよあきつしひめのみこと)」で、織物の神様とされていて、昭和40年(1965年)に社殿が造営され、織物業が盛んなこの地域で信仰をあつめているそうです。技術工芸や芸能、特に裁縫や書道に関わる人からの崇敬が篤く、七夕伝説の「織姫」と同一視もされていることから、縁結び恋愛成就、安産などのご利益も期待できるといわれ、若い女性の参拝者も多いです。

 

 

真清田神社は、尾張国一の宮として長く崇敬され、地域の歴史や文化も感じられる古社です。由緒正しき尾張國一之宮の御朱印を丁寧に直書きしてくださり、不定期で授与される特別御朱印は御朱印集め好きのコレクター心をくすぐる希少なものでもありますので、参拝時にはどのような御朱印が授与されているかぜひチェックしてみてください。

 

 

 

 

ライター:竹内友章
知多半島のお寺が好きで、知多四国霊場を中心にいろいろな霊場を巡礼し、観光やご当地グルメ(特にラーメン)を楽しんでいます。御朱印集めも趣味で、知多半島のお寺の御朱印はもちろん、全国各地の御朱印をもらいに巡り、アート御朱印などは取り寄せたりもしています。

 

 

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