- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
秋田県仙北市にある「御座石神社」は、日本一深い湖として知られる「田沢湖」の湖畔に佇む絶景の神社です。龍神の姿に変わり田沢湖の主になったという伝説がのこる美貌成就の「辰子姫」とご縁を結ぶ、田沢湖のように清らかな御朱印をいただきました。
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秋田県仙北市、日本一深い湖として知られる「田沢湖(たざわこ)」の北岸にたつハッとするほど鮮やかな朱色の鳥居が目印なのが「御座石神社(こざのいしじんじゃ)」です。
創建の詳細な年代は明らかではありませんが、湖を神聖視する自然崇拝を背景に成立したと考えられ、地域の人々にとって重要な祈りの場となってきました。
「御座石」という名前は、江戸時代に秋田のお殿様がこの地の岩に腰をかけて、湖の美しさを眺めたことから名付けられたのだそうです。かつてのお殿様と同じ景色を見ていると思うと、なんだか贅沢な気持ちになりますね。
四季折々の自然に囲まれた境内は、春の新緑や秋の紅葉、冬の静寂と雪景色など、訪れるたびに異なる表情を見せ、観光地としても高い評価を受けています。

御座石神社では、参道にある社務所で、基本の御朱印のほか、季節限定のアート御朱印など多種多彩な御朱印が授与されています。
私は今回は書き置きタイプの基本の御朱印をいただきました。
中央に「御座石神社」の墨書きと朱印、右側に「奉拝 羽後國 田沢湖畔」、左側に「参拝日付」のスタンプがおされるデザインでした。

この御朱印に宿っているのは、龍神となって田沢湖を守る美女・辰子姫(たつこひめ)の清らかなエネルギーです。
昔、この地に住んでいた美しい娘・辰子は、その美しさを永遠に保ちたいと願い、田沢湖畔の大蔵山の観音様に百夜の祈りを捧げました。
「北に湧く泉の水を飲めば願いが叶う」というお告げ通りに水を飲み続けた辰子ですが、気づけば彼女の姿は龍へと変わり、田沢湖の主となったのです。
この伝説から、御座石神社は「美貌成就(いつまでも若々しく美しくいたいという願い)」のご利益がある神社として、多くの女性からも愛されており、この御朱印は辰子姫とご縁を結んだ証にもなります。
御朱印を見返すと、右上の「田沢湖畔」という文字から、キラキラと輝く湖面や、境内を通り抜ける爽やかな風が昨日のことのように思い出されます。手に取るたびに、心がすーっと凪いでいくような不思議な力強さを感じる一体です。
御座石神社には、参拝者が自分の手で厄を払える体験がありました。
私が参拝した5月下旬には、拝殿前に立派な「茅の輪」が設置されていました。これは、知らず知らずのうちに溜まった日常の疲れや穢れを払う役割があるとされています。
案内通りに「左・右・左」と、大きな8の字を描くように3度くぐってみました。ゆっくりと輪を通り抜けるたびに、心に溜まっていた重荷が少しずつ剥がれ落ちていくような、清々しい感覚に包まれまれました。

続いて、気になっていた「厄割り玉」にも挑戦しました。
まずは白い土玉に自分の名前を書き込みます。そして「今の悩みや災難が消えますように」と願いを込めて、ふーっと息を吹きかけます。

神木に向かって「えいっ!」と玉を投げつけると、パリン!と乾いた音を立てて砕け散りました。この音が境内の静けさに響いた瞬間、不思議なことに、それまで感じていた体の重さがふっと軽くなったんです。「あ、今、厄が落ちたんだな」と実感できる、最高のリフレッシュ体験でした。

最後に拝殿の奥にある鏡に手を合わせました。
辰子姫が永遠の美しさを願って覗き込んだという伝説があるこの鏡に映る自分を静かに見つめ直す時間は、自分でも気づいていなかった疲れを癒やしてくれる、優しい浄化のひとときとなりました。

御座石神社での参拝は、私にとって大切な「心のメンテナンス」の時間になりました。いただいた御朱印を眺めるたび、茅の輪をくぐった時の清々しい空気や、厄割り玉を投げた時のスッキリした感覚が昨日のことのように蘇ります。参拝を終えて眺めた田沢湖の深い青色は、ずっと明るく澄んで見えました。「最近、ちょっと体が重いな」「心をリセットしたいな」と感じている人こそ、ぜひ訪れて御朱印を拝受していただきたい聖域です。
ライター:densya2525
御朱印集めをライフワークとするライターです。仕事の出張などで地方を訪れた際は、時間の許す限り地元の寺社へ足を運んでいます。ガイドブックには載っていないような小さな神社の門を叩き、その土地ならではの歴史や伝承に触れる瞬間に何よりの喜びを感じます。実体験に基づいた、心温まる参拝・御朱印拝受体験をお届けします。
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