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【御朱印情報】山口県「防府天満宮」の日本で最初に創建された天神の御朱印

山口県防府市にある「防府天満宮」は、学問の神様として有名な菅原道真を祀る神社で、「日本三大天神」の一つに数えられています。道真が亡くなった翌年に創建されたと伝わり、日本で最初の天神の証の御朱印をいただくことができます。

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日本三大天神の一つ「防府天満宮」

山口県の中南部に位置する防府市は、京都から福岡の大宰府に流された菅原道真(すがわらのみちざね)が道中に立ち寄って宿泊したと伝わる地です。道真が亡くなった翌年に道真の御霊を祀るために建てられた「防府天満宮(ほうふてんまんぐう)」の歴史は古く、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並んで、「日本三大天神」の一つに数えられています。
※防府天満宮とゆかりの深い太宰府天満宮ついて、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】福岡県「太宰府天満宮」の「菅原道真」ゆかりの御朱印

 

防府天満宮_社殿
朱塗りの優美な楼門をくぐった先に、拝殿や本殿などの社殿が鎮座しています。

 

「学問の神様」として知られる菅原道真を祀っていることから、合格祈願や学業成就のご利益はもちろんのこと、商売繁昌や健康長寿、家内安全など様々なご利益でも評判の神社です。

 

広い境内には、朱塗りの楼門や国の登録有形文化財である本殿・幣殿・拝殿、大旅籠の一部である史跡「暁天楼(ぎょうてんろう)」の奥に鎮座する樹齢約800年ともされる御神木など、見どころがたくさんあります。

防府天満宮_御神木
参道の石段から、四方に枝を広げ生命力あふれる巨大なご神木のクスノキを眺められます。

 

 

日本で最初の天満宮の証の御朱印

防府天満宮でいただける御朱印は、通常タイプの御朱印とイベントごとに登場する季節限定御朱印の2種類があります。今回私がいただいたのは、ベーシックなタイプの御朱印です。
ご朱印には、「奉拝」「防府天満宮」「参拝日」の墨書きに加えて、さらに右上の「扶桑菅廟最初」と中央に神社印が押されています。

防府天満宮_御朱印
防府天満宮ならではの長い歴史を物語る御朱印です。

「扶桑菅廟最初」の印は、日本の別名である「扶桑(ふそう)」と菅原道真の御霊を祀る建物を表す「菅廟」、さらに最初を組み合わせた言葉で、「日本で最初に創建された菅原道真の神霊を祀る天満宮」を意味する言葉です。

社伝によると、防府天満宮が創建されたのは、菅原道真が亡くなった翌年にあたる平安時代の延喜4年(904年)とされていて、全国におよそ12,000社もある天満宮・天神の中でも、「日本で最初に創建された天神」と考えられています。

 

 

 

 

イベントや祭事にあわせて授与される期間限定アート御朱印

防府天満宮では、大石段を色とりどりの花々が彩る春の「花回廊」や、菅原道真の誕生日に催される夏の「御誕辰祭」、菅原道真の無実の知らせを伝える勅使降祭が起源の11月末の大祭「御神幸祭(裸坊祭)」など、年間を通じて様々なイベントが開催され、多くの参拝者が訪れます。

 

また、太宰府に左遷された道真を追って梅の木が一夜にして京都の邸宅から大宰府まで飛んで行ったという「飛梅伝説」にちなみ、山口県屈指の「梅の名所」としても名をはせています。紅白梅やしだれ梅など16種類1,100本ほどの梅が見頃を迎える2月中旬から3月はじめ頃に「梅まつり」が開催され、梅の花が目当ての参拝者でにぎわいます。

 

このようなイベントや季節の祭事にあわせて、趣向を凝らした限定の御朱印が授与されるので、御朱印巡り好きの人の間でも話題になっています。

 

 

 

 

茶人の顔ももつ菅原道真にちなむ茶室「芳松庵」

菅原道真は喫茶文化を広めたことから「茶聖菅公」と称される人物でもあります。道真とお茶の関係の深さを示すように、防府天満宮の境内には茶室「芳松庵(ほうしょうあん)」もあります。

 

私が参拝したときに、散策がてら茶室にも立ち寄りました。芳松庵に入ると、まず手入れの行き届いた庭園を望む茶室に案内されました。私が訪れた12月初旬には庭園の紅葉がきれいで、鮮やかに色づいた見事な庭園を眺めながら、のんびりと茶菓子と抹茶をいただきました。
2階建ての建物内は見学自由ということで、茶室でひと休みした後は、建物内を見て回ったり、庭園を散策したりと、道真に思いをはせながら、趣深い時間を過ごすことができました。

防府天満宮_芳松庵
庭園には屋根付きの東屋もあり、茶室では色々な角度から見事な庭園を望めるのが印象的でした。
防府天満宮_夢叶う牛
菅原道真は牛とも縁があり、茶室の近くには、願いを込めて触ると願いが叶うという「夢叶う牛」がありました。

 

 

防府天満宮は、全国の菅原道真ゆかりの天満宮・天神の中でも、特に道真と深い所縁があり、長い歴史をもつ神社で、年間を通していろいろなイベントや祭事で多くの参拝者が訪れます。日本で最初に建立された天神である証の御朱印や、イベントなどにあわせて授与される期間限定のアート御朱印など、御朱印集め好きの間でも話題になっていますので、季節ごとの境内の景色の変化を楽しみに、参拝の記念にはぜひ御朱印をいただいてみてください。
※同じ防府にある歴史スポット「周防国分寺」「玉祖神社」に関して、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】山口県「周防国分寺」の薬壺が特徴の本尊・薬師如来の御朱印

 

【御朱印情報】山口県「玉祖神社」の周防国一宮の歴史を感じる御朱印

 

 

 

 

ライター:neko
学芸員の資格を持つWebライター。九州を中心に全国の寺社仏閣に出掛け、御朱印を集めるのが趣味です。今までにいただいた御朱印は、御朱印帳5冊ほどになりました。

 

 

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