- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
福岡県福岡市博多区の博多駅の屋上「つばめの杜ひろば」にある「鉄道神社」は、交通安全のご利益で知られる神社です。近隣の住吉神社でいただける鉄道神社の御朱印は、車輪やレールのイラストが目を引く鉄道モチーフのデザインで人気になっています。
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JR西日本とJR九州、福岡市営地下鉄が乗り入れる、九州最大の駅であり九州の玄関口である、福岡県福岡市博多区の「博多駅(はかたえき)」。博多駅ビルの屋上の「つばめの杜広場」に、鉄道ゆかりの「鉄道神社(てつどうじんじゃ)」があります。
鉄道神社は、平成23年(2011年)に博多駅直結の複合商業施設「JR博多シティ」が開業したのに合わせて誕生した神社で、創建に際しては近隣の「住吉神社(すみよしじんじゃ)」から勧請されました。
住吉神社は、「航海の安全や交通安全の神さま」として信仰を集め、「筑前國一之宮」「日本三大住吉」として有名な神社です。昭和38年(1963年)に博多駅が現在地に移転するまで、鹿児島本線の線路が住吉神社の横を通っていたという鉄道との深い縁もあります。
鉄道神社の表参道には、「星門」「福門」「夢門」の3基の鳥居があります。
3つの鳥居にはそれぞれ意味があり、「星門」で魔や災難を払うとともに厄を除け、「福門」で福を招き寄せ、「夢門」で良縁を結ぶのだそうです。社に参拝する前に、3つの鳥居をくぐることがご利益につながります。
鉄道神社は、旅行や交通の安全のご利益を期待できる神社として人気を集めていて、博多駅を旅行で利用する観光客から鉄道ファン、鉄道関係者、地元民まで多くの人が参拝に訪れています。
駅ビルの屋上に建つ鉄道神社に社務所はないため、鉄道神社の御朱印は博多駅から徒歩で10分ほどの場所にある住吉神社の社務所でいただくことができます。
※住吉神社の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】福岡県「住吉神社」の「筑前國一之宮」の航海の神さまの御朱印
鉄道神社の御朱印は、「奉拝」「博多」「参拝日」の文字と、旧国鉄の動輪マークにも似た車輪をイメージした紋、中央下部に描かれたレールのイラスト、中央に大きく「鉄道神社」の朱印が押印されています。初穂料は500円でした。
車輪をモチーフにした紋が四隅に押されていることと、レールのイラストがデザインされていることで、鉄道のイメージが強調されていて、御朱印集め好きの人や鉄道ファンの収集意欲をかきたてる御朱印になっていると思います。
鉄道神社の鳥居の前には、九州の上で7人の子どもが電車ごっこをしている「縁結び七福童子」のオブジェが設置されています。
こちらの作品は、 奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」をデザインした彫刻家の籔内佐斗司(やぶうちさとし)氏が手掛けたものです。一人ひとり子どもの表情や動きが異なるなど、細部にまでこだわっていて、九州7県がひとつに繋がっていることから、縁結びのご利益がいただけるといわれています。
童子の頭をなでると願いが叶うとされていますので、作品を鑑賞した後には、願いごとを唱えながら頭をなでてみてください。
鉄道神社がある屋上は庭園になっていて、四季をテーマにした緑と花に囲まれ、子どもが安心して遊べるミニトレインもありました。
このミニトレインは、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」のデザインで知られる水戸岡鋭治(みとおかえいじ)氏デザインの列車です。普段はミニトレインが運行しているようですが、私が訪れた時にはミニトレインは動いておらず、ミニトレインと一緒に記念撮影ができるようになっていました。
屋上には、地上60mほどという立地を生かした開放的な「展望テラス」も設置されていて、博多駅を行き交う電車、福岡市街地を走る車、福岡空港を発着する飛行機など、いろいろな乗り物を一望することができる人気スポットです。
博多駅の屋上に鎮座する鉄道神社は、旅行や交通の安全のご利益が評判の神社です。交通の要所である博多駅に位置していることから、電車の乗り継ぎの空き時間や福岡市街地観光の合間などに気軽に立ち寄れるのも魅力です。
近くの住吉神社でいただくことができる鉄道神社の御朱印は、車輪やレールなど鉄道をイメージさせるデザインが特徴的ですので、鉄道をはじめ乗物好きの人に参拝と御朱印拝受をおすすめしたい神社のひとつです。
ライター:neko
学芸員の資格を持つWebライター。九州を中心に全国の寺社仏閣に出掛け、御朱印を集めるのが趣味です。今までにいただいた御朱印は、御朱印帳5冊ほどになりました。
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