- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
タイパ・コスパ、AIの広がりによる急速な時代の変化など、なにかとせわしない日々を送るアラサー女子、何か心を落ち着けられる新しい趣味を始めたいと考えている人におすすめしたいのが「御朱印集め」です。アラサー女子のひとりである私が御朱印集めを始めたことで気が付いた御朱印の魅力や楽しみ方、気持ちや生活の変化などをご紹介します。
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御朱印とは、神社や寺院を参拝した証として授与されるもので、古くは寺院に写経を納めた際の受領印として使われていたものです。現代においても、基本的な役割は変わりませんが、参拝したことの思い出として、また、ご利益を授かった神仏の分身としてなど、御朱印がもつ意味や役割が広がっています。
御朱印には、寺社の名前、参拝日、寺社固有の朱印や絵柄などが書き入れられるため、それぞれの寺社ごとに個性があります。近年は、デザイン性豊かな御朱印や、季節や祭事などのあわせて授与される期間限定の御朱印など、多種多様な御朱印が授与する寺社が増加傾向にあり、芸術品の一種として扱われるようなことも増えています。
寺社を参拝した際に御朱印をいただくのに特別な資格や手続きはありません。寺社を参拝し、受付や社務所・寺務所で「御朱印をお願いします」と伝えれば、御朱印をいただくことができます。
ここでひとつだけ注意していただきたいのが、御朱印は参拝の証としていただくものですので、神社の社殿・寺院のお堂で神仏を必ずお参りしてから御朱印をいただきます。最近は寺社で御朱印をいただくことが大衆化し、いろいろな種類の御朱印が授与されるようになった影響もあってか、スタンプラリーのように御朱印を収集する人もいるようですが、これは本来の御朱印の意味をないがしろにする行為です。神仏を参拝しご縁をいただいた証として御朱印をいただくという心構えは必須です。
※御朱印に関する基礎知識に関しては、以下リンクの記事で詳しく紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印関連情報】御朱印とは?-意味・魅力・いただく手順・注意点など基礎知識を詳しく解説-

私が御朱印に最初に興味を持ったきっかけは「夏目友人帳(なつめゆうじんちょう)」というマンガでした。マンガの中で登場する、妖怪たちの名を記した「友人帳」にあこがれていた私は、テレビで御朱印帳を見て「これはリアル夏目友人帳だ」と興奮したことを今でも覚えています。
また、私は旅行が好きなのですが、旅行先で1日に食べられるグルメの量や買い物にはどうしても限界があるなかで、神社に参拝し日頃の感謝と今後の目標を伝え御朱印をいただくという新たな目的ができたことで、よりいっそう旅を満喫することができるようになりました。いつか47都道府県すべてを訪問し、訪問先で寺社を参拝することで旅の記録を御朱印帳にも残していこうという目標もできたことで、前向きな気持ちで日々の生活を送ることができるようになった気がします。
御朱印は、寺社で用意されている台紙に書き入れられた御朱印をいただくこともできますが、複数の寺社を参拝して御朱印を集めていく場合は、御朱印帳を用意するのがおすすめです。
御朱印帳は、寺社でも販売されていますが、文具店・書店・インターネットショップなどで多種多様なデザインの御朱印帳が販売されています。御朱印集めをこれから始めようという初心者さんは、どのような御朱印帳を選べばよいのか迷ってしまうと思いますが、まずはあまり深く考えずにデザインが自分好みのものを直感で選んで一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
※御朱印帳の選び方に関しては、以下リンクの記事で詳しく紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印関連情報】御朱印帳の選び方―御朱印帳の種類や選ぶポイント―
ちなみに私は形から入るタイプなので、三重県に旅行した際に伊勢神宮(いせじんぐう)の内宮(ないくう)で初めての御朱印帳を購入し、最初の御朱印をいただきました。
伊勢神宮は日本を代表する神社で、「最初にいただく御朱印は伊勢神宮の御朱印をいただくと良い」といういわれがあります。新しい御朱印帳を使い始めるときには、1ページ目は空けておいて、伊勢神宮を参拝した際に伊勢神宮の御朱印を1ページ目にいただく、といった使い方をする人もいるようです。
当然のことながら、絶対にこのようにしなければいけないというルールがあるわけではありませんので、ご自身が「ここから始めたい」と感じた寺社や、ご自身のお住いの近所にある氏神様や有名寺社など、ご自身にゆかりがある場所から御朱印集めを始めるのも良いと思います。
※伊勢神宮に関しては、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】三重県「伊勢神宮」の内宮と外宮でいただける伝統的な御朱印


私がこれまでに御朱印をいただいた寺社の中から、おすすめの3ヶ所をご紹介します。御朱印集めをどこの寺社から始めたらいいだろう?、次はどこの寺社に行って御朱印をいただこうか?と思ったときに参考にしていただければ幸いです。
【寒川神社(神奈川県寒川町)】
神奈川県寒川町にある「寒川神社(さむかわじんじゃ)」は、相模国(さがみのくに、現在の神奈川県の大部分)の一の宮として信仰をあつめてきた古社で、日本を代表する神社のひとつです。地相・家相・方位・日柄などに起因するすべての禍事・災難を取り除き家業繁栄・福徳円満をもたらす「八方除(はっぽうよけ)」の御神徳は寒川神社が古来唯一とされていて、御朱印にも「八方除」と記されることで、神とご縁を結びご利益を授かったことを強く感じることができます。
※寒川神社に関して、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】八方除の神奈川県「寒川神社」の神事に関連する御朱印

【烏森神社(東京都港区)】
東京都港区にある「烏森神社(からすもりじんじゃ)」は、カラフルな御朱印が授与されていることで有名な神社です。JR新橋駅からすぐの飲み屋街の中でこの一角だけが神聖な空気がただよっている特別な環境が特徴で、商売繁盛や癌封じなど幅広いご利益があることでも知られていますので、都心で御朱印集めをするときにはぜひ参拝してもらいたい神社のひとつです。
※烏森神社に関して、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】東京都「烏森神社」の4色の巴紋と烏をあしらった社紋が目をひく御朱印


【亀山八幡宮(山口県下関市)】
山口県下関市にある「亀山八幡宮(かめやまはちまんぐう)」は、下関の特産品である「ふぐ」をモチーフにした可愛らしい御朱印など、季節や祭事にあわせた様々な限定御朱印が授与されていて、御朱印集めで何度も訪問したくなる神社です。ふぐをはじめとした地元の新鮮な海産物が販売されている「唐戸市場(からといちば)」がすぐ近くにあり、下関観光の途中でも立ち寄りやすい立地であることもおすすめポイントです。
※亀山八幡宮に関して、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】山口県「亀山八幡宮」の「ふく」がモチーフの限定御朱印

御朱印集めは、それぞれの寺社が工夫を凝らした芸術的な御朱印を旅の思い出とともにコレクションしていくという魅力がありますが、静謐な雰囲気の寺社で神仏を参拝しご縁を結ぶことにこそ本質があります。何かとストレスが多い現代社会において、特にアラサー女子はいろいろな困難や悩みに直面することがしばしばの中で、日常から離れ心を落ち着ける寺社で過ごす時間はとても貴重だと思います。
御朱印帳に御朱印という形で参拝の記録を残していくことで、自分の足跡や人生の節目を振り返ることもできるでしょう。家族や友人などと一緒に寺社を巡ることで、絆がより深まることにつながるかもしれません。
御朱印には、寺社の由緒・歴史・文化など様々な要素が詰まっていますので、御朱印に記載されていることを深掘りすることで、寺社や地域に関する理解がより深まるきっかけにもなります。最近ではアラサー女子を中心にした若い世代にも御朱印文化が広まってきていて、いただいた御朱印の写真をSNSに投稿するなどして情報交換をしている人も増え、御朱印がコミュニケーションツールのひとつにもなっているようです。
まずは、身近な寺社を訪れて、御朱印集めの世界に一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
御朱印集めは、誰でも気軽に始めることができ、日本の伝統文化に触れることもできるので、長く続けることができる趣味のひとつとしてとてもおすすめです。お気に入りの御朱印帳を携えて、全国各地の寺社を訪れることで、非日常の新鮮な出会いがあることでしょう。この記事をきっかけに、私と同じ境遇のアラサー女子が御朱印集めを始めて、特別な体験をしていただければ幸いです。
ライター:碧海山葵(あおみわさび)
ライターやハンドメイドでフリーランスになろうと奮闘中。本やマンガを読むこと、ドラマ鑑賞、旅行、占い、編み物など趣味をつくることが趣味。御朱印は「これはリアル夏目友人帳だ」と衝撃を受けた大学生の頃から少しずつ集めはじめ、現在は2冊目です。
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山口県長門市にある「元乃隅神社」は、120基以上もの鳥居と日本海が織り成す絶景が話題になっている神社です。稲荷神社との関わりの深いきつねが可愛く描かれた御朱印のバリエーションを目当てに参拝に訪れる人も少なくありません。
北海道函館市にある「船魂神社」は、平安時代後期創建の北海道最古の神社といわれています。長く深い歴史を誇る「北海道最古」の印がおされる、墨書きが力強い特徴的な御朱印をいただけるほか、切り絵御朱印など芸術性の高い限定御朱印も授与されています。
京都府京都市山科区にある「毘沙門堂」は、桜や紅葉の名所として知られる天台宗の寺院です。季節の植物が鮮やかに描かれた多種多彩な季節限定御朱印が話題になっていて、私が令和7年4月にいただいた桜モチーフの3種類の御朱印をご紹介します。