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【御朱印情報】群馬県「中之嶽神社」の「妙義山」と「日本一のだいこく様」の信仰を表す多種多彩な御朱印

群馬県下仁田町にある「中之嶽神社」は、妙義山の岩峰に抱かれた山岳信仰の神社です。近年では境内にある甲子大國神社の「日本一のだいこく様」が話題になっています。中之嶽神社と甲子大國神社が見開きで一体になった御朱印など、創意工夫がこらされた多種多彩な御朱印が授与されています。

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妙義山信仰の聖地「中之嶽神社」と日本一のだいこく様を祀る「甲子大國神社」

群馬県下仁田町、妙義山(みょうぎさん)の険しい岩峰を背に建つ「中之嶽神社(なかのたけじんじゃ)」は、轟岩(とどろきいわ)を御神体とする巨岩信仰の神社です。

 

中之嶽神社の由緒では、もとは「波胡曽神(はこそがみ)」を山の主として祀り、また、日本神話においては日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国巡行の際に妙義山へ登嶽したという伝承も紹介されており、妙義山そのものを神聖視する山岳信仰と深く結びついてきた歴史があります。

 

境内には中之嶽神社とともに、「甲子大國神社(きのえねだいこくじんじゃ)」も鎮座しています。甲子大國神社は大國主大神(おおくにぬしのおおかみ、だいこく様のこと)を祀る社で、開運招福や商売繁昌、運気上昇を願う参拝者に親しまれています。
中之嶽神社を訪れる際は、中之嶽神社で山の神域を拝し、甲子大國神社で福を招くだいこく様をあわせて参拝することで、信仰の形を立体的に感じることができます。

中之嶽神社_鳥居
朱色の大鳥居の奥に、妙義山の岩肌と黄金のだいこく様が一度に目に入る景観は、中之嶽神社ならではの印象的な景観です。
中之嶽神社_だいこく様
巨大な黄金のだいこく様が参拝者を明るく迎えてくれます。

 

近隣エリアには世界遺産・富岡製糸場やリゾートエリア・軽井沢などがあり、すぐそばに県立妙義公園大駐車場もあることから、群馬県観光や妙義山登山とあわせて立ち寄る参拝者・観光客・登山客の姿も多数見られます。

 

 

中之嶽神社と甲子大國神社が見開きで一体になった御朱印

中之嶽神社では、基本の御朱印のほか、期間限定のアート御朱印や、キャラクターコラボ御朱印など、多種多彩な御朱印が授与されています。

 

私が参拝した際には、中之嶽神社と甲子大國神社の2社の御朱印を見開きページに書き入れていただける御朱印をいただきました。
右面には中央に「中之嶽神社」、右に「登拝(とはい)」の墨書きに、「妙義金洞山鎮座(みょうぎこんどうさんちんざ)」と「中之嶽神社」の朱印、左面には中央に「甲子大國神社」、左に「参拝日付」の墨書きに、「運気上昇」と「甲子大國神社社紋」の朱印、両面中央に「だいこく様」「祥福」「師走(参拝した月の印)」の朱印がおされるデザインで、持参した蛇腹式の御朱印帳の見開きページに直書きしていただきました。

中之嶽神社_甲子大國神社_御朱印
中之嶽神社と甲子大國神社をあわせて参拝したことと、それぞれの社の特徴が、わかりやすく記載されている見開きの御朱印です。

 

「妙義金洞山鎮座」の「金洞山」とは、妙義山を構成する山域のひとつであり、中之嶽神社が妙義山の山岳信仰と深く結びついていることを表しています。また、「登拝」とは、山や高所にある神仏を拝するために登って参拝することを意味し、この墨書きからも中之嶽神社が険しい山中に立地し、古くからの修験の聖地であったことがわかります。
中之嶽神社の参道を進むと、杉木立の間に急な石段が現れます。石段の先には社殿と巨大な岩壁があり、山岳信仰の神域へ入っていくことが実感できます。石段を上った先には、巨大な轟岩を背にした社殿が建っています。中之嶽神社は轟岩を御神体としているため、本殿を持たず、拝殿・幣殿のみの珍しい様式です。

中之嶽神社_石段
社殿への急で長い石段を登るだけでも山岳信仰の登拝の雰囲気を味わうことができます。
中之嶽神社_社殿_轟岩
社殿の背後に岩壁がそびえ、妙義山そのものを拝する信仰の姿を目の当たりにできます。

 

「運気上昇」「祥福」の印は、福を招くだいこく様のご利益が端的に表されています。
「だいこく様」の印は、その特徴的な姿がわかりやすく表現されています。甲子大國神社のだいこく様は、平成17年(2005年)に安置された高さ20m・重さ8.5tの巨大な像で、日本一の大きさのだいこく像といわれています。また、だいこく様は一般的には小槌を持っていますが、こちらでは剣をもっており、福を招くだけではなく、病や厄、悪性を祓う意味があるとされています。

中之嶽神社_甲子大國神社_だいこく様
だいこく様の黄金色や大きさはもちろん、剣を持つ姿にご注目ください。

 

この見開き御朱印は、右面に妙義山の神域へ向かう厳かさ、左面にだいこく様による招福の明るさが表れているように感じました。中之嶽神社と甲子大國神社の2社の御神徳が組み合わさった特別感のある御朱印です。

 

 

運気上昇の象徴「祥運の龍」の名入れもしていただける御朱印

私が参拝した際にもう1種類拝受したのが「祥運の龍」の御朱印です。
この御朱印も見開きタイプで、右面には中央に「だいこく様と龍」のスタンプ、右上に「運気上昇」、中央に「大黒尊天中之嶽神社」の朱印、中央下に金色で「参拝者名」、左面には右に金色で「中之嶽神社」、中央に青色で「祥運の龍」、左に「参拝日付」、中央に「社紋印」、右下に「師走(参拝した月の印)」の朱印がおされるデザインで、持参した蛇腹式の御朱印帳の見開きページに直書きしていただきました。

中之嶽神社_御朱印_祥運の龍
祥運の龍の姿が書とスタンプで表現された躍動感のある御朱印です。

 

「龍」は、古くから水や雲、天へ昇る力と結びつき、運気や願いが上向く神獣とされています。甲子大國神社の社殿の天井には「祥運の龍」が描かれていて、だいこく様とともに運気上昇のご利益があるといわれる象徴的な存在です。
中之嶽神社では、運気上昇を祈願したご利益を持ち帰り、常に身近に感じることができる、祥運の龍をモチーフにした複数種類の御朱印や、オリジナル御朱印帳などの授与品も頒布されています。

 

また、この御朱印には参拝者の名前を書き入れていただけるのも大きな特徴です。御朱印が自分だけの唯一無二のデザインに仕上がり、一期一会の参拝の思い出が御朱印により深く刻まれます。

 

個性的・芸術的なこの御朱印には、祥運の龍の大きな御神徳が込められ、運気上昇のご利益を身にまとえたような気持ちになりました。

 

ご紹介した以外にも、祭事や季節にあわせた期間限定御朱印やキャラクターコラボ御朱印が授与されていて、特に創意工夫がこらされた切り絵タイプの御朱印が話題・人気になっていますので、参拝の際にはどのような御朱印が授与されているかチェックして、お気に入りの1体を見つけてみてください。

 

 

 

 

 

 

中之嶽神社は、古くから妙義山の山岳信仰と深く結びついてきた聖地で、現代においても修験の雰囲気を感じることができます。近年では甲子大國神社の日本一のだいこく様が有名になり、運気上昇を祈願するたくさんの参拝者が訪れています。芸術性の高い多種多彩な御朱印が御朱印巡り好きの人の間で話題になっていますので、群馬県を訪れた際にはぜひ訪れてみてください。

 

 

 

 

ライター:いやさかあつ丸
全国の神社や寺院を訪ね歩き、御朱印に込められた歴史や信仰の背景を発信している寺社巡り愛好家です。実際に現地を参拝して感じた空気感や由緒、見どころを丁寧に掘り下げ、初めて訪れる人にも魅力が伝わる記事づくりを心がけています。

 

 

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