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【御朱印情報】福岡県「鎮懐石八幡宮」の神功皇后ゆかりの地が描かれた糸島花手水御朱印

福岡県糸島市にある「鎮懐石八幡宮」は、神功皇后の出産にまつわる伝説の石「鎮懐石」を祀る神社です。神功皇后が鎮懐石を拾い上げたと伝わる深江海岸がデザインされた時期限定の糸島花手水御朱印をいただきました。

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神宮皇后伝説の石「鎮懐石」を祀る「鎮懐石八幡宮」

福岡県糸島市にある「鎮懐石八幡宮(ちんかいせきはちまんぐう)」は、神功皇后(じんぐうこうごう)の出産にまつわる伝説が残る地にある神社として知られています。

三韓征伐の際、神功皇后は熊襲の攻撃によって崩御した仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の子を宿したまま朝鮮へ行ったとされています。そして、臨月を迎えた時に「鎮懐石」と呼ばれる石をお腹に3つ当ててからさらしを巻き、お腹冷やすことによって出産を遅らせたそうです。
その帰路の途中で、現在の福岡県宇美町にある「宇美八幡宮(うみはちまんぐう)」あたりで無事に子(のちの応神天皇(おうじんてんのう))を出産しましたが、この時皇后は実に妊娠15ヶ月目だったという逸話がのこっています。

鎮懐石は、古事記や日本書紀、万葉集など、日本の有名な歴史書にも登場しています。
鎮懐石八幡宮に祀られている石は、「月延石(つきのべのいし)」や「鎮懐石」などとして神話に描かれている3つの石のうちの一つと伝わっています。

※同じ福岡県にあり神功皇后の伝説が伝わる和布刈神社に関して、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】福岡県「和布刈神社」の神宝「満珠干珠」がモチーフの御朱印

 

鎮懐石八幡宮の社殿は、かつては現在は展望台になっている場所にありましたが、神事を行う際に狭く不便だったことから、昭和11年(1936年) に南側の山手に移設されました。

御祭神は、神功皇后(息長足姫命)、応神天皇(八幡大神)、武内宿禰(たけうちのすくね)で、神功皇后の伝説に基づく安産や子授け、開運などのご利益が有名です。

鎮懐石八幡宮_社殿
鎮懐石八幡宮の社殿は、参道の石段をのぼった先の高台にたっています。
鎮懐石八幡宮_展望台
見晴らしのよい展望台は、夕日スポットや桜の名所としても知られています。

 

 

伝説の地「深江海岸」がデザインされた「糸島花手水御朱印」

鎮懐石八幡宮では、社殿に向かって右手にある社務所で御朱印をいただけます。
私が参拝した際には、宮司のデザインと筆による鎮懐石八幡宮の御朱印や、鎮懐石八幡宮が管理している箱島神社の御朱印など、複数種類の御朱印が授与されていました。

今回私がいただいたのは、書置きタイプの期間限定「糸島花手水御朱印」で、初穂料は1000円でした。鎮懐石八幡宮から車で2分ほどの深江海水浴場の写真に、「糸島花手水」「鎮懐石八幡宮」「参拝日」の文字が入ったデザインです。

鎮懐石八幡宮_御朱印_花手水
深江海水浴場の様子が描かれた期間限定の花手水御朱印です。

 

糸島花手水御朱印は、花の生産地である糸島エリアの神社に花を飾るイベント「糸島花手水(いとしまはなちょうず)」にあわせて企画された時期限定の御朱印です。イベントに参画している20ヶ所の神社それぞれにゆかりがある風光明媚な観光地の写真をベースにデザインされているのが特徴です。
※糸島花手水御朱印に参画している櫻井神社と深江神社に関して、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】福岡県「櫻井神社」の「桜井二見ヶ浦」がデザインされた糸島花手水御朱印

 

【御朱印情報】福岡県「深江神社」の月替わり・猫の日限定などの可愛らしいアート御朱印

 

鎮懐石八幡宮の糸島花手水御朱印のテーマになっている深江海水浴場は、神功皇后が鎮懐石を拾い上げたとの逸話が伝わる地です。

 

神功皇后が応神天皇を産んだ地とされる宇美八幡宮の由緒には、奈良時代と平安時代の9月に宇美八幡宮で7日間の大祭が開催され、神輿3基を担いで鎮懐石八幡宮がある「子負ヶ原海岸(現在の深江海岸)」まで渡御していたとの記載があります。「子負ヶ原(こぶがはら)」の名は、神功皇后が出産の際に活用した石を丘上に奉納して以降、「皇子産石(みこうぶいし)」や「子産石(こうぶいし)」と崇拝されたことにちなんでいます。子負ヶ原海岸では、流鏑馬や相撲などが奉納されていて、筑前(現在の福岡県)と肥前(現在の佐賀県と長崎県)の大競技会も行われていたという記録もあります。

 

鎮懐石八幡宮の糸島花手水御朱印は、神功皇后にまつわる伝説を知ることができるデザインになっています。

 

 

 

 

「願い石」と「山上憶良歌碑」

「石」がキーワードの鎮懐石八幡宮を訪れた際に、ぜひご覧になっていただきたいものがあります。

 

そのひとつが、神殿の天井で台風や嵐などの災害から神殿を守ってきたと伝わる「願い石」です。現在は参道の右手に移され、触れることができます。
厄除けや開運のご利益を授かれる石といわれていて、石に触れることで「厄や災難を除け、心を鎮め、道が開け、お守りいただける」とされています。安産や子授けを祈願する場合も、石をなでながら願いごとを念じると叶うとされています。

鎮懐石八幡宮_願い石
願い石に触れながら祈願してみてください。

 

また、鳥居の前には、日本最古の和歌集「万葉集」に奈良時代の歌人・山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ和歌が刻まれた歌碑があります。これは、江戸時代の安政6年(1859年)に建てられたもので、糸島市の有形指定文化財になっています。

鎮懐石八幡宮_山上憶良歌碑
境内に入る前に鳥居横にある歌碑にもぜひご注目ください。

 

 

鎮懐石八幡宮は、神功皇后にまつわる逸話がのこり、展望台からの風景など、見どころがたくさんあります。複数種類の御朱印が授与されていて、参拝の証としてはもちろん、糸島観光の思い出にもぴったりですので、糸島を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。

 

 

 

 

ライター:neko
学芸員の資格を持つWebライター。九州を中心に全国の寺社仏閣に出掛け、御朱印を集めるのが趣味です。今までにいただいた御朱印は、御朱印帳5冊ほどになりました。

 

 

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