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【御朱印情報】徳島県「童学寺」の弘法大師空海ゆかりの納経と「藤」をモチーフにした期間限定御朱印

徳島県石井町にある「童学寺(どうがくじ)」は、創建から1300年ほどの歴史があるとされている古寺です。弘法大師空海が幼少期にこの地で学んだ伝説があり、弘法大師空海とご縁を結ぶ四国別格二十霊場の伝統的な納経や、名物である「藤」をモチーフにした期間限定御朱印などをご紹介します。

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1300年以上の歴史があるとされる古寺「童学寺」

徳島県石井町にある「童学寺(どうがくじ)」は、正式名称は「東明山大谷院童学寺(とうめいざんおおたにいんどうがくじ)」で、真言宗善通寺派に属する寺院です。
※真言宗善通寺派の総本山である善通寺に関して、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】香川県「善通寺」の真言宗十八本山1番札所の御朱印

 

童学寺の寺伝によると、飛鳥時代(諸説ありますが、おおむね推古天皇元年(593年)から和銅3年(710年)にかけての117年間)に行基(ぎょうき、飛鳥時代から奈良時代にかけて活躍した僧侶)が開創したとされ、1300年ほどの歴史があると考えられるとても古いお寺です。
童学寺の近くには徳島県指定史跡の「石井廃寺跡」という奈良時代前期にさかのぼる寺院跡があり、これが童学寺の前身と考えられています。石井廃寺跡からは金堂、三重塔などの建物跡が発見されていて、東に塔、西に金堂が建つ「法起寺式伽藍配置」で、かなり大規模な寺院だったようです。
現在は山の中腹にあり、中国風の山門が印象的なお寺です。平成29年(2017年)3月に起こった火災によって本堂が全焼し、現在は再建中のため歓喜天堂が仮本堂となっています。

童学寺_歓喜天堂
写真の正面に見えるのが仮本堂となっている歓喜天堂で、火災前は左側に本堂がありました。

 

 

四国別格二十霊場2番札所の「薬師如来」の達筆な納経

童学寺は、真言宗の開祖・弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)ゆかりの四国にある20ヶ寺が集まって昭和43年(1968年)に霊場として開創された「四国別格二十霊場」の2番札所のほか、四国の不動明王を祀る寺院を巡る「四国三十六不動尊霊場」でも11番札所となっていて、さまざまな霊場巡礼の御朱印をいただくことができます。
四国八十八ヶ所霊場巡礼のような特定の寺院を巡拝するときに、参拝した証として御朱印を拝受することを、参拝時にお経を納めることから「納経(のうきょう)」と呼び、別格霊場や四国不動霊場でも同様です。

 

※四国別格二十霊場に関しては、四国遍路情報サイト「四国遍路」の以下リンクのページで詳しく紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。

 

四国別格二十霊場

 

※同じ四国別格二十霊場の8番札所である十夜ヶ橋に関して、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】愛媛県「十夜ヶ橋」の弘法大師空海が橋の下で野宿した伝説の地の御朱印

 

今回の参拝では四国別格二十霊場の納経をいただきました。
右上に「四国別格霊場第二番弘法大師御学問所旧蹟」、中央に薬師如来を表す梵字「ベイ」、左下に「阿波國童学寺」の朱印がおされ、墨書きは右側に「奉納」、中央に薬師如来を表す梵字「ベイ」と「薬師如来」、左下に「童学寺」と書き入れられるデザインです。流れるような筆運びが印象的で、美しい御朱印でした。

童学寺_御朱印
流れるような筆運びが印象的な達筆で美しい、童学寺の四国別格二十霊場第二番の納経です。

 

童学寺の御本尊は薬師如来(やくしにょらい)で、国の重要文化財に指定されている仏像です。奈良時代の弘仁6年(815年)に弘法大師空海がみずから刻み、安置したと伝わっています。平成29年(2017年)の火災のとき、御本尊は運び出されて無事でした。
災難から逃れ、長く受け継がれている薬師如来とのご縁を深めることができる、美しくありがたい御朱印です。

 

 

弘法大師空海生誕1250年記念の御朱印

令和4年(2022年)4月に私が参拝した際には、弘法大師生誕1250年記念で授与されていた特別御朱印もいただきました。
令和5年(2023年)が弘法大師空海が誕生して1250年の記念の年にあたるため、四国別格二十霊場では記念事業として特別御朱印が授与されていました。この御朱印は印刷タイプの見開きサイズで、令和4年(2022年)4月1日~令和6年(2024年)12月31日までのスケジュールで授与されていましたが、授与期間が過ぎてもお寺で用意した数がなくなるまでは引き続き授与しているとのことでした。

 

朱印は右上に「四国別格第二番」、中央に薬師如来を表す梵字「ベイ」、左下に「阿波国東明山童学寺」がおされ、墨書きは左に「奉納」、中央に「いろは大師」、左に「童学寺」と書かれ、弘法大師空海に関係する伝説がイラストで描かれたデザインです。

童学寺_御朱印_弘法大師空海生誕1250年記念
童学寺に伝わる弘法大師空海が「いろは文字」を創作したという伝説から、「いろは大師」の御朱印が作られました。

 

童学寺には、弘法大師空海が7歳から15歳までこの地で書道や密教などを学んだという伝説があり、「いろは四十八文字」を創作したとも伝わっています。その由緒から寺号がもともとの光明寺から童学寺となったといわれ、境内にはいろは文字を考案しているお姿の「いろは大師」の像もありました。

 

 

「藤」をモチーフにした期間限定御朱印

童学寺がある石井町は町の花が藤で、町内には藤の名所が多数あります。立派な藤棚がある町内の童学寺、地福寺(じふくじ)、徳蔵寺(とくぞうじ)の3ヶ寺が結集して、毎年4月中旬から5月上旬にかけて開催される「石井町藤まつり」の期間限定で特別御朱印が授与されています。
令和7年(2025年)4月に私が童学寺を参拝した際に拝受した特別御朱印は、藤をイメージした水彩画が背景になった見開きサイズのデザインでした。朱印や墨書きは四国別格二十霊場のものと同じですが、華やかな藤の花とともに書かれた御朱印は雰囲気が異なるので新鮮でした。

童学寺_御朱印_藤まつり限定
藤まつり限定の御朱印は、美しい藤を堪能した思い出にぴったりの芸術的なデザインでした。

 

 

 

 

童学寺には、弘法大師空海が幼少期にこの地で学んだという伝説があり、弘法大師空海ゆかりの四国別格二十霊場の納経のほか、寺伝や祭事にあわせた限定御朱印が授与されることもあります。徳島県で御朱印巡りをするときは、ぜひ童学寺にも参拝して、弘法大師空海とのご縁を結ばれてください。

 

※童学寺に関しては、四国遍路情報サイト「四国遍路」の以下リンクのページでも詳しく紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【別格2番札所童学寺】お大師さまが幼少期に学んだ学業成就のお寺

 

 

 

 

ライター:kanakana
神社仏閣・御朱印ブロガー。徳島県を中心に四国や淡路島で神社仏閣巡りを楽しむ御朱印ガールで、年間300体以上の御朱印を拝受しています。御朱印を通じて神社仏閣の魅力をご紹介します。

 

 

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