- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
京都府京都市左京区にある「平安神宮」は、平安京遷都から日本の中心として発展した京都の当時の様子を彷彿とさせる神社です。オーダーメイドの特別な御朱印帳「千年帳」に、伝統的でシンプルなデザインの御朱印を書き入れていただきました。
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京都府京都市左京区にある「平安神宮(へいあんじんぐう)」は、延暦13年(794年)に桓武天皇(かんむてんのう)により長岡京から平安京へ都が移され、明治28年(1895年)に遷都1100年を記念して桓武天皇を御祭神とし創建された神社です。
皇紀2600年にあたる昭和15年(1940年)には、平安京で崩御した最後の天皇である第121代孝明天皇(こうめいてんのう)が御祭神に加えられています。
明治維新を経て明治時代に入った当時の京都は、幕末の戦乱で市街地が荒廃し、事実上首都が東京へ遷ったこともあって、大きな打撃を受けていました。そのような京都を復興するために様々な事業が展開され、古き良き京都の伝統を受け継ぐための象徴的な事業が平安神宮の創建でした。
1,000年以上も栄え続けた雅やかな京都を後世に伝えるために、京都復興にかけた多くの人々の遺志を後世に伝えるために、四海平安の祈りを込めて創建されたのが平安神宮です。
平安京に遷都し日本の発展の礎を築いた桓武天皇と、幕末の動乱期に明治維新の基を開き平安京最後の天皇となった孝明天皇を御祭神として祀る平安神宮は、「日本文化のふるさと京都」のおや神様として広く崇敬をあつめています。
約10,000坪の日本庭園「平安神宮神苑」を含め、約20,000坪ある広大な境内には、平安京の大内裏の正庁である朝堂院(八省院)を縮小(長さ比で約8分の5)して復元した立派な社殿が建ち、約1,200年前に京都が生まれた当時の都の風景を彷彿とさせ、平安文化を体感することができる京都を代表する観光名所にもなっています。
平安神宮の御朱印は、中央に社印がおされ、「奉拝」「社名」「参拝日付」の墨書きのみの伝統的でシンプルなデザインで、御朱印帳に丁寧に直書きしていただけました。
この御朱印は、株式会社四国遍路が制作・販売しているオーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」に書いていただきました。
本紙は、高知県で伝統的に受け継がれている「土佐和紙」の中でも、現地で栽培・収穫された楮(こうぞ)という植物原料を使い、伝統的な製法で職人さんが1枚1枚手漉きした「土佐手漉和紙」で、墨の染み込み方が絶妙で、特に勢いよく書かれた曲線部分のかすれが美しく表現されていると思います。奉拝・平安神宮・参拝日付の墨書きがそれぞれ太さや大きさが違って、めりはりのある文字が和紙にとても映えているように感じました。
※千年帳の本紙に関しては、以下リンクで詳しく紹介されていますので、ご参照ください。
境内の正門にあたる応天門の西部分に朱印所があり、初穂料は500円でした。
私が平安神宮に参拝に訪れた令和6年(2024年)7月には、回廊や神苑に約1,000個の風鈴がつりさげられる「七夕風鈴まつり」が開催されていて、涼し気な音色が境内に響いていました。
七夕風鈴まつりの期間中には、平安神宮の神紋や風鈴がデザインされた期間限定の御朱印も授与されていました。
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平安神宮の神紋は「桜と橘」です。
平安京の内裏の紫宸殿の天皇が座る側から見て左に桜の樹、右に橘が植えられていたことから「左近の桜、右近の橘」という言葉が生まれ、何代もの植え替えを経て現在の境内にも桜と橘があります。
平安神宮では季節や祭事にあわせて期間限定の御朱印がたびたび授与されていますので、参拝時にはどのような御朱印が授与されているかぜひチェックしてみてください。
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平安神宮は、平安京遷都から日本の中心となった京都の当時の繁栄を象徴する神社です。御朱印は、伝統を重視したシンプルな直書き御朱印に加えて、季節や祭事にあわせて期間限定で授与される御朱印もありますので、参拝の証としてぜひいただいてみてください。
※全国の有名な神宮でいただける御朱印を以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】全国の有名な「神宮」でいただける御朱印情報まとめ
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