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【御朱印情報】徳島県「宇佐八幡神社」のカラフルで個性的な限定アート御朱印

徳島県鳴門市にある「宇佐八幡神社」は、子宝祈願・安産祈願で知られる地域の氏神様です。カラフルで個性的なデザインの御朱印が期間限定で頒布されていて、他の神社と連携したイベント限定の御朱印も人気になっています。

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子宝祈願・安産祈願の「宇佐八幡神社」

徳島県鳴門市撫養にある「宇佐八幡神社(うさはちまんじんじゃ)」は、創建から400年以上の歴史があると伝わっています。
拝殿内の由緒書きによると、安土桃山時代末期の慶長4年(1599年)に徳島藩主である蜂須賀家政(はちすかいえまさ)によって、製塩技術者の馬居七郎兵衛、大谷五郎右衛門らが播磨国(現在の兵庫県)から阿波国へ招かれ、移り住んだ製塩技術者たちが故郷の播州から勧請した八幡宮を自宅に祀り、後に斉田村全体の氏神としたことが始まりとされています。
現在地には江戸時代の寛永21年(1644年)に社殿が建てられ、享保5年(1720年)に大分県の宇佐八幡宮から勧請して合祀し、神社名が「宇佐八幡神社」と改められました。御祭神は応神天皇、仲哀天皇、神功皇后の3柱で、境内には稲荷神社や大山祇神社などさまざまな摂社末社があります。
※八幡神社の総本宮である宇佐神宮に関して、以下リンクの記事で紹介されていますので、ぜひこちらもご覧ください。

 

【御朱印情報】八幡総本宮の大分県「宇佐神宮」の歴史を体感できる御朱印

 

宇佐八幡神社_鳥居
参道の大鳥居は徳島県では珍しい両部鳥居です。

 

創建の頃から子宝祈願と安産祈願のご加護が特に篤いとされ、地域の人達に信仰されています。
毎年の例大祭を控えた10月13日に女性が主体となって行う「お御供神事」は徳島県の無形民俗文化財に指定されていて、神事に参加した人は良縁や子宝に恵まれるといわれています。

 

 

拝殿の天井画や花手水が見どころ

宇佐八幡神社の拝殿は、江戸時代の天保13年(1842年)に建てられたもので、銅板葺きの屋根が印象的です。木鼻や蟇股の彫刻もとても立派で、地域で大切にされていることがうかがえます。社殿は昭和54年(1979年)に改築されました。拝殿の天井には迫力ある龍のほか、花や動物などの自然を描いた美しい天井画があり、こちらも改築の際に奉納されたものと思われます。

宇佐八幡神社_天井画
拝殿の天井いっぱいに広がる天井画はとても迫力があり、宇佐八幡神社で人気のスポットです。

 

宇佐八幡神社ではお正月や雛祭り、端午の節句、秋祭りなど、年に数回の期間限定で花手水が設置されて、おしゃれで華やかな雰囲気が話題となります。花手水の設置期間に頒布される特別な御朱印も後ほどご紹介します。

 

 

 

月替わりのアート御朱印

宇佐八幡神社ではカラフルでかわいらしいデザインの月替わりアート御朱印がいただけます。

 

神職常駐の神社ではないため、基本的には拝殿にある書き置きを拝受する形ですが、月に数日は御朱印対応日があるので直書きしていただくことも可能です。直書き希望の場合は宇佐八幡神社公式インスタグラムなどの公式情報をチェックして、予定を合わせての参拝がおすすめです。

 

 

月替わり御朱印は毎年テーマが変わりますが、季節の花や果物など個性的なデザインが特徴で、2024年は「季節の行事」がテーマです。1月にはお正月の晴れ着姿、2月には節分で鬼に扮した子供が描かれていて、ほのぼのとした雰囲気がかわいらしいです。
どちらかというと現代的でポップなデザインで、御朱印には「宇佐八幡神社」の朱印のほか、「○月奉拝」という印が入り、何月に拝受したものかわかるようになっています。書き置きの場合は自分で日付を記入できるように日付印も押されています。

宇佐八幡神社_御朱印_月替わり
毎年テーマが変わる月替わり御朱印は、個性的なデザインで参拝者から人気があります。

 

 

 

 

徳島冬詣御朱印巡りと徳島夏詣御朱印巡り

月替わりの御朱印以外にも、宇佐八幡神社にはさまざまな期間限定の御朱印があります。

 

徳島県内の12社が参加する2月・3月の「徳島冬詣御朱印めぐり」、7月・8月の「徳島夏詣御朱印めぐり」の期間には、月替わり御朱印とは別の御朱印が頒布されます。こちらも毎年デザインが変わりますが、冬や夏の季節のモチーフが描かれたものです。印は通常の御朱印と同じで、参加している12社共通の奉拝印が押されるのが特徴です。

 

冬詣・夏詣には宇佐八幡神社のほか、王子神社(徳島市)、大麻比古神社(おおまひこじんじゃ、徳島市)、小倉八幡神社(徳島市)、鴨島八幡神社(吉野川市)、事代主神社(徳島市)、坂本八幡神社(勝浦町)、四所神社(徳島市)、津田八幡神社(徳島市)、眉山天神社(徳島市)、羽浦神社(阿南市)、日和佐八幡神社(美波町)が参加していて、それぞれの神社で個性的な御朱印がいただけます。
※参加神社のうち、王子神社、津田八幡神社、眉山天神社に関して、以下リンクの記事で紹介されていますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】徳島県「王子神社」の猫がいっぱいの癒しの御朱印

 

【御朱印情報】徳島県「津田八幡神社」の宮司こだわりデザインの御朱印

 

【御朱印情報】徳島県「眉山天神社」の手書きの美しすぎる御朱印

 

宇佐八幡神社_御朱印_冬詣
冬詣御朱印には参加する12社共通の印が押されます。

 

 

とくしま花手水めぐりの御朱印

宇佐八幡神社の期間限定の御朱印には、花手水をモチーフにした御朱印もあります。
毎年2月から3月にかけて開催される「とくしま花手水めぐり」の期間中には、書置きのみですが見開きサイズの花手水の御朱印が頒布されています。花手水をイメージした華やかなデザインが特徴で、通常の御朱印と同じく「宇佐八幡神社」の印の他、宮司さんの名前の落款印や「とくしま花手水めぐり」に参加している神社の共通印も押されます。
花手水めぐりには宇佐八幡神社のほか、眉山天神社(徳島市)、大御和神社(徳島市)、小倉八幡神社(徳島市)、立江八幡神社(小松島市)、坂本八幡神社(勝浦町)、桑野天神社(阿南市)、日和佐八幡神社(美波町)の8社が参加していて、こちらもそれぞれの神社で個性的な御朱印を拝受できます。

宇佐八幡神社_御朱印_花手水
「とくしま花手水めぐり」期間中は特別な見開き御朱印も頒布されています。

 

 

宇佐八幡神社は、カラフルで個性的な御朱印や美しい花手水で近年人気が高まっている神社です。徳島県内の他の神社と連携した御朱印巡りイベントにも参加しているので、タイミングをあわせて参拝し、いろいろな神社で期間限定の御朱印を集めてまわるのもおすすめです。

 

 

 

 

ライター:kanakana
神社仏閣・御朱印ブロガー。徳島県を中心に四国や淡路島で神社仏閣巡りを楽しむ御朱印ガールで、年間300体以上の御朱印を拝受しています。御朱印を通じて神社仏閣の魅力をご紹介します。

 

 

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