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【御朱印情報】世界遺産「古都京都の文化財」構成寺社の御朱印情報まとめ

世界遺産「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」は、日本の文化的伝統の創出に決定的な役割を果たした建造物・庭園を有する17ヶ所の寺社・城郭で構成されています。構成資産を一覧とマップで掲載し、オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」のサイトで御朱印をご紹介した寺社の概要情報をまとめました。

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「世界遺産」とは

「世界遺産(せかいいさん、英語: World Heritage Site)」は、1972年のユネスコ*総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)」に基づいて世界遺産リストに登録された文化財・景観・自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つもののことをいいます。
※ユネスコとは、国際連合教育科学文化機関(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization)の略称で、国連の専門機関のひとつです。教育・科学・文化・コミュニケーションの分野で国際協力を進め、世界の平和と人類の福祉の促進を目的とし、世界遺産の登録や保護の支援も行っています。

 

世界遺産には、「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」の3つのカテゴリーがあります。
文化遺産:世界的な見地から見て歴史上、美術上、科学上顕著で普遍的価値を有する記念工作物、建造物、遺跡等を対象
自然遺産:世界的な見地から見て観賞上、学術上又は保存上顕著な普遍的価値を有する特徴ある自然の地域、脅威にさらされている動植物種の生息地、自然の風景地等を対象
複合遺産:文化遺産と自然遺産との両面の価値を有するものを対象

 

2024年8月現在、世界中で1223件(文化遺産952件、自然遺産231件、複合遺産40件)の世界遺産が登録されており、このうち日本の世界遺産は26件(文化遺産21件、自然遺産5件)です。

 

 

「古都京都の文化財」とは

日本の世界遺産のうち、平成6年(1994年)に日本で5件目の世界遺産(文化遺産)として登録されたのが「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」です。京都府京都市・宇治市、滋賀県大津市に点在する17ヶ所の寺社と城郭の構成資産からなります。
「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」が正式な登録名称ですが、地名を省略して「古都京都の文化財」と表記されるのが一般的です。

 

京都は、8世紀から17世紀の間、宗教・非宗教建築と庭園設計の進化にとって主要中心地であった歴史があり、日本の文化的伝統の創出において決定的な役割を果たし、特に庭園の場合において、それは19世紀以降世界の他の地域において意義深い影響を与えました。京都の現存文化財における建築と庭園設計の集積は、前近代における日本の物質文化を代表する優れた例であることなどが、世界遺産に登録された理由です。

 

構成資産である17ヶ所の寺社と城郭は、国宝に指定されている建造物、もしくは、特別名勝に指定されている庭園を有していて、一部は特別史跡にも指定されており、歴史的・文化的価値を保護するための措置がとられ、長く大切に受け継がれています。

 

 

「古都京都の文化財」構成資産一覧

「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」の構成資産の一覧は以下のとおりです。
※オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」のサイトでご紹介している寺社に関しては、概要情報にスライドするリンクを設定しています。

 

賀茂別雷神社(上賀茂神社) かもわけいかづちじんじゃ(かみがもじんじゃ)
賀茂御祖神社(下鴨神社) かもみおやじんじゃ(しもがもじんじゃ)
教王護国寺(東寺) きょうおうごこくじ(とうじ)
清水寺 きよみずでら
●延暦寺 えんりゃくじ
醍醐寺 だいごじ
仁和寺 にんなじ
平等院 びょうどういん
●宇治上神社 うじがみじんじゃ
●高山寺 こうざんじ
●西芳寺(苔寺) さいほうじ(こけでら)
●天龍寺 てんりゅうじ
●鹿苑寺(金閣寺) ろくおんじ(きんかくじ)
●慈照寺(銀閣寺) じしょうじ(ぎんかくじ)
龍安寺 りょうあんじ
●本願寺(西本願寺) ほんがんじ(にしほんがんじ)
●二条城 にじょうじょう

 

 

 

 

「古都京都の文化財」の御朱印概要情報

「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」の構成資産のうち、オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」のサイトで御朱印を取り上げた寺社の概要情報を以下に列記しています。より詳細な情報は、それぞれの寺社詳細情報のリンク記事もぜひご覧ください。

 

 

【賀茂別雷神社(上賀茂神社)の御朱印】
京都府京都市北区にある「賀茂別雷神社」は、一般には「上賀茂神社」と呼ばれ、京都最古の神社のひとつとされています。京都で最も格式の高いことを示す「山城国一之宮」と書き入れられ、神紋「双葉葵」の印がおされる美しく品のあるデザインの御朱印の他、多種多彩な限定御朱印が授与されています。
※賀茂別雷神社(上賀茂神社)でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】京都府「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」の「山城国一之宮」の双葉葵の御朱印

 

上賀茂神社_御朱印
神威を感じさせる堂々とした「賀茂別雷神社」という文字が印象的な通常御朱印です。

 

 

【賀茂御祖神社(下鴨神社)の御朱印】
京都府京都市左京区にある「賀茂御祖神社」は、一般には「下鴨神社」と呼ばれ、京都最古の神社のひとつとされています。京都で最も格式が高いことを示す「山城國一宮」の印と神紋である「双葉葵」の印がおされる御朱印は、とても上品なデザインです。
※賀茂御祖神社(下鴨神社)でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】京都府「賀茂御祖神社(下鴨神社)」の「山城國一宮」の双葉葵の御朱印

 

下鴨神社_御朱印
流れるような書体で正式名称である「賀茂御祖神社」と記される下鴨神社の基本の御朱印です。

 

 

【教王護国寺(東寺)の御朱印】
京都府京都市南区にある「東寺」は、真言密教の教えを現代に伝える根本道場です。真言宗の開祖である「弘法大師空海」の教えを記した御朱印のほか、多種多様な仏様の御朱印、季節や祭事限定の御朱印などが授与されています。
※教王護国寺(東寺)でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】京都府「東寺」の「弘法大師空海」の教えを伝える御朱印

 

東寺_御朱印_弘法大師
あえてくずした書体が芸術的な東寺の弘法大師の御朱印です。

 

 

【清水寺の御朱印】
京都府京都市東山区にある「清水寺」は、長くあつい信仰を集める観音霊場で、西国三十三所の第16番札所になっていて、京都随一の人気観光寺院でもあります。その特徴的な形態から「清水型千手観音」と呼ばれる御本尊・十一面千手観音菩薩が祀られ、断崖にせり出した舞台が有名な本堂を意味する「大悲閣」の御朱印をいただくことができます。
※清水寺でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】京都府「清水寺」の「清水型千手観音」が祀られる「大悲閣」の御朱印

 

清水寺_御朱印_基本
「大」の文字がお堂の屋根のように見える独特の書体で記される清水寺の基本の御朱印です。

 

 

 

 

【醍醐寺の御朱印】
京都府京都市伏見区にある「醍醐寺」は、真言宗醍醐派の総本山で、ユネスコの世界遺産にも登録されている、歴史・文化的に価値の高い大寺院です。複数の霊場巡礼の札所になっていて、複数種類の御朱印を拝受でき、御本尊・薬師如来の御朱印には、開山の祖である「理源大師聖宝」の教えが込められています。
※醍醐寺でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】京都府「醍醐寺」の「理源大師聖宝」の教えを伝える御朱印

 

醍醐寺_御朱印_御本尊薬師如来
薬師如来の墨書きが堂々とした達筆の御朱印です。

 

 

【仁和寺の御朱印】
京都府京都市右京区にある「仁和寺」は、皇室とゆかりの深い古刹で、真言宗御室派の総本山として信仰をあつめ、格式高い伽藍と広大な境内などが評価されユネスコ世界文化遺産にも登録されています。「旧御室御所」「御室弘法大師」と墨書きされた御朱印からは、仁和寺の歴史と信仰が伝わってきます。
※仁和寺でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】京都府「仁和寺」の歴史と信仰を感じる「旧御室御所」と「御室弘法大師」の御朱印

 

仁和寺_御朱印_旧御室御所
中央の墨書きと菊の御紋の朱印が、皇室ゆかりの門跡寺院であることを伝えている、仁和寺の「旧御室御所」の御朱印です。

 

 

【平等院の御朱印】
京都府宇治市にある「平等院」は、ユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産の一つにもなっている歴史ある有名寺院です。十円玉・一万円札にも描かれている「鳳凰堂」と、極楽浄土の象徴「阿弥陀如来」の2種類の御集印をいただくことができます。
※平等院でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】京都府「平等院」の極楽浄土の世界を感じる「鳳凰堂」「阿弥陀如来」の御集印

 

平等院_御集印_鳳凰堂
「鳳凰堂」は角張った雄大な字、「阿弥陀如来」は流れるような字で、それぞれに特徴のある書体で書かれる平等院の御集印です。

 

 

【龍安寺の御朱印】
京都府京都市右京区にある「仁和寺」は、皇室とゆかりの深い古刹で、真言宗御室派の総本山として信仰をあつめ、格式高い伽藍と広大な境内などが評価されユネスコ世界文化遺産にも登録されています。「旧御室御所」「御室弘法大師」と墨書きされた御朱印からは、仁和寺の歴史と信仰が伝わってきます。
※龍安寺でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

【御朱印情報】京都府「龍安寺」の枯山水庭園「石庭」と禅の教えが記される御朱印

 

龍安寺_御朱印
珍しい「石庭」の墨書きが力強く書き入れられる龍安寺の御朱印です。

 

 

 

 

京都は日本の都として繁栄してきた長い歴史をもち、歴史的・文化的な価値を今なお受け継ぐ、日本文化の象徴的な都市で、世界中から注目され多くの観光客も訪れています。京都の中でも世界遺産「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」の構成資産として登録されている寺社・城郭は、歴史的・文化的価値がとりわけ高い建造物・庭園を現代に受け継いでいます。寺社の特徴や信仰の歴史が表される御朱印を、世界遺産巡り・参拝の証・思い出としてぜひいただいてみてください。

 

 

「古都京都の文化財」の構成資産マップ

 

 

ライター:千年帳編集部
オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」の商品詳細情報や魅力、こだわりなどを発信しています。千年帳を携えて寺社を参拝し、実際に拝受した御朱印の情報など、御朱印巡り好きの人のためのお役立ち情報もお届けします。

 

 

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