- 【御朱印帳】土佐手漉和紙「朝光」 小判 38ページ 楮紙 白米×淡黄蘗
- ¥11,880
三重県鈴鹿市にある「椿大神社」は、伊勢国一の宮であり、全国の猿田彦大神を祀る神社の総本宮でもある古社です。夫婦神である猿田彦大神と天鈿女命の御朱印を拝受でき、みちびきの神、縁結びや夫婦円満のご利益があると評判です。
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三重県鈴鹿市にある「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」は、「伊勢国一の宮」とされ、全国の猿田彦大神(さるたひこおおかみ)を祀る神社の総本宮として、信仰をあつめている神社です。
※「伊勢国二の宮」である多度大社に関して、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】三重県「多度大社」の「馬」との関わりの深さを感じる御朱印
創建は社伝によると紀元前3年(垂仁天皇27年)に、日本神話や歴史に登場する皇族の一人である倭姫命(やまとひめのみこと)の神の言葉により、猿田彦大神を祀る社として建てられたとされ、日本最古の神社とも考えられています。古くから聖なる山として地域で重要視されてき神山・高山入道ヶ岳の麓に社があり、敷地面積約14,000㎡(東京ドーム約3個分)の自然豊かな広大な境内に社殿が佇んでいます。
御祭神の猿田彦大神は、日本神話に登場する神様で、天孫降臨の際に天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を道案内したとされ、「猿田毘古神(さるたびこのかみ)」や「猿田彦命(さるたひこのみこと)」とも表記されます。猿田彦大神は、天地を照らす神として、太陽神や天狗とも関連するとされたり、道の神、旅人の神、導きの神としても信仰され、村の境界や峠などに祀られる道祖神と同一視されることもあります。
日本各地に猿田彦大神を祀る神社が約2000社あり、椿大神社はその総本宮とされていて「地祇猿田彦大本宮(じぎさるたひこだいほんぐう)」とも尊称されています。
椿大神社では、伊勢国一の宮であり、猿田彦大本宮であることを示す御朱印をいただくことができます。
私が以前に参拝した際には御朱印帳に直書きの対応があったのですが、令和6年(2024年)3月に参拝した際には御朱印を拝受する本殿隣の社務所に「しばらくの間書き置きの対応になります」という貼り紙があり、書き置きのみの対応に変更になっていました。
書き置きの御朱印は、「神社名」「神社印」「参拝日」だけの派手な装飾が一切ないシンプルなデザインですが、かっちりとした書体と、歴史の重みを朱印が、社格と風格を感じさせるものだと思います。
また、椿大神社の境内には椿大神社別宮「椿岸神社(つばききしじんじゃ)」もあり、こちらの御朱印もいただくことができます。
椿大神社の御朱印と同様のシンプルなデザインで、御祭神の「天鈿女命(あめのうずめ)」の朱印がおされます。
天鈿女命は、天照大神が天岩戸に隠れた際に外で情熱的な舞を踊り、天照大神の注意を引いて岩戸を開けさせた神話で有名です。この逸話が日本の芸能のルーツとされ、芸の女神様として信仰されています。天鈿女命は猿田彦大神と夫婦であるため、縁結びや夫婦円満のご利益もあるとされています。
椿大神社の猿田彦大神と、椿岸神社の天鈿女命をあわせて参拝し、参拝の証に2つの御朱印をいただけば、正しい方向・良いご縁に導いてくださるように思います。
私は参拝後にこの御朱印をながめると、参拝時に感じた境内の静寂な雰囲気と清々しい気持ちがよみがえり、また神社を訪れてたいというおもいが込み上げてきます。実際に複数回参拝に訪れ、その都度気持ちを新たにしています。
椿大神社の参拝者が境内で多くの人が訪れるスポットに「かなえ滝」があります。
椿岸神社の脇にあるこの滝に向かって願い事をすると「かなえ」てくれるといわれていることから名付けられたそうです。特に開運・恋愛成就を祈願する参拝者が多いとのことです。
椿大神社は、古くから伊勢国一の宮、猿田彦大本宮として信仰をあつめ、広大な境内で豊かな自然や由緒正しき歴史を感じられるスポットとして、三重県内で有数の観光スポットにもなっています。山深い立地ではありますが、近年では新名神高速道路の整備もあってアクセスもしやすくなっていますので、三重県を訪れた際にはぜひ立ち寄って、猿田彦大神と天鈿女命のご利益にあやかってください。
※同じ猿田彦大神を祀り、伊勢神宮とも関連が深い「猿田彦神社」に関して、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】三重県「猿田彦神社」の「啓行(みちひらき)」の御朱印
ライター:竹内友章
知多半島のお寺が好きで、知多四国霊場を中心にいろいろな霊場を巡礼し、観光やご当地グルメ(特にラーメン)を楽しんでいます。御朱印集めも趣味で、知多半島のお寺の御朱印はもちろん、全国各地の御朱印をもらいに巡り、アート御朱印などは取り寄せたりもしています。
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