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「大神宮」とは、伊勢神宮の御祭神を祀り、伊勢信仰を受け継ぐ神社に用いられる名称です。全国各地に広がった大神宮の背景や歴史を解説するとともに、オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」のサイトでご紹介している大神宮の御朱印情報の概要をまとめました。
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目次
「大神宮(だいじんぐう)」とは、三重県伊勢市にある「伊勢神宮(いせじんぐう)」の神々を祀る神社、あるいは伊勢神宮の信仰を受け継ぐ神社に用いられる名称です。
伊勢神宮は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る「皇大神宮(こうたいじんぐう、内宮(ないくう)とも)」と、豊受大神(とようけのおおかみ)を祀る「豊受大神宮(とようけだいじんぐう、外宮(げくう)とも)」を中心に、別宮・摂社・末社・所管社を含む125社からなる神社群の総称です。正式名称は地名が付記されない「神宮(じんぐう)」で、日本人の総氏神を祀る特別な存在として古くから崇敬されてきました。
「大神宮」という名称は、伊勢神宮の「皇大神宮」に由来するとされています。
現代において、全国各地に大神宮と名の付く神社が存在しています。その背景には、古くから人々の間で広く信仰された「伊勢信仰」があります。
伊勢神宮は、日本人の総氏神を祀る特別な神社として朝廷や武家から崇敬を集めてきましたが、室町時代から江戸時代にかけては庶民にも信仰が広がりました。その中心的な役割を担ったのが、伊勢神宮の「御師(おんし)」と呼ばれる人々です。御師は全国の檀家を巡ってお札や神宮暦を配り、伊勢神宮への参拝を勧めることで、遠く離れた地域にも伊勢信仰を広めました。
特に江戸時代には「おかげ参り」と呼ばれる大規模な集団参詣が流行し、多くの人々が一生に一度は伊勢神宮へ参拝することを願うようになります。しかし、当時は長距離の旅が容易ではなかったため、各地では伊勢神宮の御祭神を祀る神社が創建され、地域の人々が身近にお参りできる「お伊勢さま」として親しまれるようになりました。
こうして全国各地に誕生した大神宮は、それぞれの土地の歴史や文化と結び付きながら発展し、現代においても地域の信仰の中心的な存在として大切に受け継がれています。また、「東京のお伊勢さま」「京のお伊勢さん」などと呼ばれる大神宮もあり、各地域における伊勢信仰の歴史を今に伝えています。
全国各地にある大神宮と名の付く神社のうち、特に広く知られている大神宮を一覧表にまとめました。
| 神社名 | 所在地 | 通称 |
|---|---|---|
| 伊勢神宮 (いせじんぐう) ※大神宮の信仰の原点 | 三重県伊勢市 | お伊勢さま |
| 開成山大神宮 (かいせいざんだいじんぐう) | 福島県郡山市 | 東北のお伊勢さま |
| 東京大神宮 (とうきょうだいじんぐう) | 東京都千代田区 | 東京のお伊勢さま |
| 芝大神宮 (しばだいじんぐう) | 東京都港区 | 東京のお伊勢さま |
| 伊勢山皇大神宮 (いせやまこうたいじんぐう) | 神奈川県横浜市西区 | 関東のお伊勢さま |
| 伊勢原大神宮 (いせはらだいじんぐう) | 神奈川県伊勢原市 | 大神宮さん |
| 日向大神宮 (ひむかいだいじんぐう) | 京都府京都市山科区 | 京のお伊勢さん |
| 山口大神宮 (やまぐちだいじんぐう) | 山口県山口市 | 西のお伊勢さま |
| 高知大神宮 (こうちだいじんぐう) | 高知県高知市 | 高知のお伊勢さん |
| 伊野天照皇大神宮 (いのてんしょうこうたいじんぐう) | 福岡県久山町 | 九州のお伊勢さま |
全国各地にある大神宮のうち、オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」のサイトで御朱印を取り上げたいくつかの大神宮の概要情報を以下に列記します。より詳細な情報は、それぞれの大神宮詳細情報のリンク記事もぜひご覧ください。
三重県伊勢市にある「伊勢神宮」は、天皇家とつながりが深く、最高位とされる神社で、全国にある大神宮の信仰の原点になっています。たくさんの参拝者が訪れる「内宮」と「外宮」では、余計な装飾がない、神様との絆を深めることができる伝統的な御朱印をいただくことができます。また、正宮(内宮・外宮)に次ぐ格式の14の「別宮」のうち、伊勢神宮の創建や長い歴史に特に深く関わる5社で正宮と同様に伝統的なデザインの御朱印をいただくことができます。
※伊勢神宮でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】三重県「伊勢神宮」の内宮と外宮でいただける伝統的な御朱印
【御朱印情報】三重県「伊勢神宮」の別宮5社でいただける伝統的な御朱印



東京都千代田区にある「東京大神宮」は、「東京のお伊勢さま」と称され、縁結びの神様として絶大な人気を誇り、日本初の神前結婚式を行った神社としても知られています。御朱印は伊勢神宮との繋がりを示す格式高いシンプルなデザインが特徴で、良縁の願いが込められているかのようです。
※東京大神宮でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】東京都「東京大神宮」の「東京のお伊勢さま」の良縁の願いが込められた御朱印

神奈川県横浜市西区にある「伊勢山皇大神宮」は、明治時代初期の創建から150年以上にわたって横浜の街を見守り続け、「関東のお伊勢さま」として親しまれています。桜の名所であることが由来の桜紋の朱印がおされる御朱印からは、「横濱総鎮守」として地域の繁栄と安寧を祈る中核的な役割を果たしてきた歴史を感じることができます。
※伊勢山皇大神宮でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】神奈川県「伊勢山皇大神宮」の桜紋が印象的な「横濱総鎮守」の御朱印

神奈川県伊勢原市にある「伊勢原大神宮」は、伊勢神宮をルーツとし、「伊勢原」という現在の地名の由来にもなった神社です。境内には内宮と外宮のふたつの社殿があり、伊勢神宮と同様の作法で参拝し、古くからの信仰の姿が表現された御朱印をいただくことができます。
※伊勢原大神宮でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】神奈川県「伊勢原大神宮」の「伊勢神宮」と同様の信仰の姿が表現された御朱印

山口県山口市にある「山口大神宮」は、伊勢神宮から許可を得て勧請した全国唯一の神社であり、「西のお伊勢さま」として親しまれています。伊勢神宮との関係性や由緒正しき歴史を感じる伝統的な御朱印をいただくことができます。
※山口大神宮でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】山口県「山口大神宮」の「西のお伊勢さま」の伝統的な御朱印

高知県高知市にある「高知大神宮」は、高知県の伊勢信仰の中心的な神社で、「高知のお伊勢さん」と呼ばれて親しまれています。御朱印には主祭神・天照大神の眷属であるにわとりの金印がおされ、境内にある「よさこい稲荷神社」の御朱印には稲荷神の眷属であるきつねの銀印がおされます。
※高知大神宮でいただける御朱印の詳細情報は、以下リンクの記事でご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【御朱印情報】高知県「高知大神宮」の「高知のお伊勢さん」のにわとりと「よさこい稲荷神社」のきつねの御朱印

大神宮は、伊勢神宮へのあつい崇敬と伊勢信仰の広がりによって全国各地に創建された神社です。それぞれの大神宮は地域の歴史や文化と結び付きながら発展し、現在も各地で「お伊勢さま」と呼ばれ親しまれています。御祭神や創建の経緯には共通点がある一方で、その歩みや特色はさまざまで、御朱印にも固有の特徴が表れています。各地の大神宮を訪ね、伊勢信仰が日本各地に根付いていった歴史や人々の祈りの形に触れ、伝統的なデザインの御朱印をいただいてみてください。
ライター:千年帳編集部
オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」の商品詳細情報や魅力、こだわりなどを発信しています。千年帳を携えて寺社を参拝し、実際に拝受した御朱印の情報など、御朱印巡り好きの人のためのお役立ち情報もお届けします。
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京都府京都市東山区にある「豊国神社」は、天下人・豊臣秀吉を祀る神社で、出世・開運の御神徳で広く信仰されています。御朱印には秀吉の馬印「ひょうたん」と家紋「五七桐」が記され、所蔵する刀剣「骨喰藤四郎」をモチーフにしたアート御朱印など限定御朱印が授与されていることでも話題になっています。
千葉県千葉市中央区にある「千葉神社」は、北極星を神格化した「北辰妙見尊星王」を祀る、妙見信仰の頂点に立つ神社です。宇宙的な意味が込められている妙見様の御神紋の朱印がおされる御朱印と、妙見様と天神様の二柱の御神力があわさった千葉天神の御朱印が授与されています。
兵庫県神戸市中央区にある「生田神社」は、神戸の地名の由来にもなったといわれる、1,800年以上の歴史を誇る名社です。社紋「八重桜」の朱印が一際映える基本の御朱印のほか、毎月デザインが変わる特殊な加工が施されたアート御朱印が複数種類授与されていて、多種多彩な御朱印が話題になっています。
東京都台東区にある「浅草寺」は、東京都内最古の寺とされる古刹で、現代では世界中から観光客が訪れる観光スポットになっています。昔から関東の観音信仰の拠点であり、坂東三十三観音第13番札所・江戸三十三観音第1番札所にもなっていて、本尊・聖観世音菩薩の伝統的なデザインの御朱印をいただくことができます。